イスラ(KOF)
いすら
南米で活動する新進気鋭のグラフィティアーティストのストリート系ファッションに身を包んだ褐色肌の少女。
KOF新章の主人公シュンエイと同じくアンプスペクターと呼ばれる存在でスプレー缶から幻影の手を出現させ操る能力を持つ。
またシュンエイに対して一方的に対抗意識を燃やしている。
草薙京に対する八神庵、K'に対するクーラ・ダイアモンド、アッシュ・クリムゾンに対するエリザベート・ブラントルシュに次ぐ4代目のライバルキャラクターにして、クーラから続く3代目のライバルヒロイン。
ちなみに好きな食べ物「チレニートス」とはクラッカーのような生地にキャラメルクリームがたっぷりサンドされたチリで広く愛されるお菓子。16世紀にスペインからの修道女によって伝道されたお菓子の一つでスペイン語で直訳すると「チリ人」。
シュンエイと同じく両親に捨てられ児童養護施設に引き取られたが、十二歳の頃に職場環境が劣悪な施設から逃げ出した。天涯孤独の身だが幻影の手「アマンダ」とともに街の壁や公共の場に絵を描くグラフィティアーティストとしてストリート活動をしている。
普段は市場や料理屋でバイトしつつ稼いだお金で画材を買っては街で作品を描いている。
南米では彼女の作品は地元の若者に熱狂的な人気を誇っており、ソーシャルネットワークを通じてその人気は海外にまで波及し始めていった。
つねに神出鬼没で、大人の裏をかいて街中でライブペイントを行っており、警察が駆け付ける頃には姿を晦ましている。
戦闘時にはイスラとアマンダが連携して戦うトリッキーなバトルスタイルとなっており、手と本体の攻撃によるコンボが強力である。手持ちのスプレー缶も変則軌道の飛び道具として用いるが、アッシュとの対戦前の掛け合いでは「うっかり引火しないように」と忠告されている。
前回の異変から解決するためにドロレスと協力してハイデルンがチームメイトとして迎えに来た際には、大会に出場する理由を明かさずに同行を願い出てきた二人に反発するが、ドロレスから自身とシュンエイと"幻影を操る力"の秘密を教えてもらうこと、優勝賞金を仲間や施設の子供達に援助を得ること、自分をチームリーダーにするならと条件をつけてもらう。
しかし、決勝戦直後に突如能力が暴走し、自身の意志に関係なくリ・ヴァースの実体化を促してしまう。その際にイスラの精神がもつれ合った状態で気を失う。なお、ライバルチームの場合は自分の意志で意識を取り戻したイスラは仲間と共にリ・ヴァースと対決する展開になる。
ラスボス撃破後は一方的に突っかかった事にシュンエイに謝罪し、エンディングではハイデルンが用意した軍用ヘリで送迎中に彼の故郷である中国へ立ち寄っている。
KOFでは珍しい二段ジャンプ系の必殺技「ドリップス」を駆使したふわふわとした空中戦が持ち味。ジャンプ攻撃も下方向に強い強パンチにめくり専用の強キックと表裏の2択が意識されている。空中突進技の「ピーシング」による奇襲やコンボのバリエーションもあり、超必殺技の1つ「バック・トゥ・バック」も空中可と何かと空中行動が豊富。
変則的な飛び道具の「フィル・イン」とサマーソルトキックの「ピーシング」、突進技の「トゥ・フロント」でオーソドックスな戦い方もできる。
地上戦ではアマンダによるパンチ攻撃が意外と判定が弱く、遠くから一方的に殴れると思わせて謎の相打ちや打ち負けが発生しやすい。むしろキック攻撃に癖が無く使いやすいものが多い。
ISLA | THE KING OF FIGHTERS XV(公式プロフィール)
シュンエイ:ライバル。「大人に守られて情けない奴」と突っかかるも、彼からは反発してばかりの態度を「子供」と皮肉られる。ラスボス撃破後は和解し、態度も軟化している。
ドロレス(KOF):チームメイト。今回の事由に最も詳しく、解決を望んでいるが多くを語らない性格なので反発している。バースによって復活した者の一人。
ハイデルン:チームメイト。厳格な彼には施設の大人を思い出すようで、掛け合いでは反発している。
ロック・ハワード:『XV』において彼、シュンエイとチームを組むと隠しエンディングが見られる。(ルーキーチーム)
キンバリー:発売半年後に公開された『ストリートファイター6』に登場するキャラクター。同じく戦闘中にスプレー缶を使用する。
マコラ:『グランブルーファンタジー』に登場する卯の十二神将。中の人が同じであり、彼女の使用する奥義のモチーフが実はイスラが元ネタではないか……とも言われている。過去に実装された十二神将の半数以上が、SNK作品の超必殺技オマージュとも言える奥義を使用しているという前例はあるが……。
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