概要
アニメ放送25周年を記念して制作された劇場版。イタリアから来たアンドレアをはじめとした世界各国の子女とまる子達との交流を描く。
前作『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』から実に23年ぶりの映画化となる。2015年12月23日公開。配給は東宝。
主題歌はウルフルズの『おーい!!』。オープニングの『おどるポンポコリン』と挿入歌の『キミを忘れないよ』は大原櫻子が担当した。
コミカライズ化もされており、りぼん2015年10月号から2016年1月号まで、書き下ろし作品として短期集中連載された。『ちびまる子ちゃん キミを忘れないよ』のタイトルで単行本も刊行されている。
ゲストに中川大志・劇団ひとり・パパイヤ鈴木・渡辺直美・ローラなどが出演しており、主題歌を歌うウルフルズのトータス松本も出演している。また中田カウス・ボタン、笑福亭仁鶴、間寛平も本人役として出演しており、ドラマちびまる子ちゃんに出演していた森迫永依・高橋克実・清水ミチコもゲスト出演している。
本作公開から約5ヶ月後にお姉ちゃん役の水谷優子氏が逝去、約6年後にナレーションのキートン山田氏が声優引退に伴い降板したので最後の出演作となった。
また公開から約3年後に原作者のさくらももこ氏が逝去、約9年後にまる子役のTARAKO氏も急逝したので今作が原作者生前のTARAKO氏がまる子を演じる最後の映画作品となった。
あらすじ
花輪家に、世界中から5人の少年少女がやってきた。彼らは、日本の文化をもっと知りたいということで、まる子たちの家にホームステイすることになった。まる子の家には「アンドレア」という少年がホームステイする。その後まる子は、彼と充実した日々を送っていくが、そんな中、彼には会いたい人がいることを知る。
ゲストキャラクター
アンドレア(イタリアから来た男の子) - 中川大志、森迫永依(幼少期)
シン(インドから来た男の子) - 劇団ひとり
ネプ(ハワイから来た男の子) - パパイヤ鈴木
ジュリア(ブラジルから来た女の子) - 渡辺直美
シンニー(香港から来た女の子) - ローラ
りょう(緑山良次) - 高橋克実
チエ - 清水ミチコ
大阪のおっちゃん - トータス松本