概要
「ピクロボ2」においてイデア連合軍の給料泥棒という誉れ高い地位にあったはずの部隊。
だが、悪化する戦況の中で常に最前線でドンパチし、部隊の稼働率は極めて高いほうである。
部隊のポリシーは週休6日だったはずなのだが・・・どうしてこうなった?
当初は働いておらずに薄給であり、戦場において廃棄された敵味方の兵器類を回収してジャンク屋に売り払って生活費などの費用を稼いでいたのだが、戦時中は馬車馬のごとく使い回されていたのでかなりの額を真っ当に稼いでいた。
とある民間企業の兵器テストも行っており、そちらでも小遣いを稼いでいる。
配備機体はどれも曰く付の物ばかりで構成されているが機体の質は連合内でも高い方である。
特にサーク系列を好んでおり、母艦も変形するとサークになるという珍妙な集団。
「粋だと思ったものには手を貸すが、野暮だと思うものは徹底的に邪魔しに来る」というスタンスを最後まで変えなかった奇特な連中とも言う。
最終的には他の所属部隊も平気でごちゃ混ぜ運用していたカオスな集団。
正直なところ冗談抜きで一発ネタだったので細かい設定とか影も形もまるで無かったが、予想に反してなぜか受け入れられてしまい設定を考えるハメに至っている。
4649小隊解説
構成人員
*****4649(43歳)
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小隊の長を務めるのがぐうたら中年。
変なマスクを被っているのは過去にいろいろやらかしたせいらしい。
基本的には週休六日がポリシーだが娘や嫁の事になると働く傾向がある。
娘と嫁には激甘で頼まれると断れない。
長年に渡る戦場生活で培われた戦闘技能は侮りがたく、遊星の騎士クラスともサークで渡り合う等の無茶苦茶な事を平気でやってのけている。
アーセナルバード上の迎撃戦において無茶をしすぎて爆死した。
嫁の魔術とアトミックパワーにより復活したが儀式自体が手抜きだったために白髪化している。
キャラシートの5段階評価の能力表でやる気の欄が-2なのはご愛嬌。
その後、アサルトサークに乗り換えて遊星側との決戦に臨んでいる。
騎士フェシルの駆るレヴィアタンと激闘を繰り広げるも引き分けた。
以下ネタバレも含む
本名はクオン・サキモリ。
出身地はpixivファンタジアⅢのトライホルンでアカツハラという国。
17歳の頃から悪の秘密結社で働いていた経歴があり、実戦経験は豊富。
24歳の頃に組織に捕らえられて実験動物となっていた少女を連れて脱走。
組織の追撃部隊を片っ端から血祭りにあげて補給源とし、逃走に成功。
この時の少女は後に彼の二人目の嫁となる。
戦災復興のための組織に誘われた為、少女と共に参加するも行く先々で古巣である悪の秘密結社が暴れまわる現状にトサカにきたのか、数々の妨害作戦を派手に展開。
27歳の頃、巨大人型兵器の操縦を覚え、仲間達と共に秘密結社と激しく交戦する。
このあたりでアルトと結婚、長女のカエデが生まれている。
この後、世界各地でテロリストをテロ攻撃するという日々を続けていく。
戦いすぎて戦いに疲れたのか現在のぐうたらさはこのせいかと思われる。
41歳の頃、アルトとの一件で因縁がある悪徳魔法使いによりカエデが別世界に飛ばされる。
捜索隊としてpixivファンタジアⅣの舞台であるグランドリン大陸に嫁や姪っ子達4人が、ヘキサは各世界を転々と周り、4649はデコトラ達とこの世界へやってきていた。
半分精霊化しているため純粋な人間とは言い難い。
*****デコトラ(20歳)
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4649の補佐を担当する小隊の副将。
馬ながらロボの操縦年数は4649より上で、ある世界の最終決戦においてもロボで参戦していた。
現在のパートナーである4649は二代目のパートナーで初代はすでに現役引退をしている。
もう若くは無いために第一線からは引いている身ではあるのだがカエデの探索に参加している。
その戦闘技能は侮りがたく遊星側の騎士随伴用の上位量産機であるベグライテン・ソルダートと互角に渡り合う芸当を見せていた。
ゴーゴンの機体性能もあるがデコトラは機体を使いこなしているとも言える。
完全に人語を理解しており、いろんな世界に弟子がいたりする変な馬。
ヤンキーホーンには特にコダワリがあるらしく搭乗機体には必ずと言っていいほど装備されている。
演奏曲目は悪夢の札幌記念と言われた北大謹製のファンファーレで通称「プペペポピー」。
最近はダメなファンファーレの代名詞ともなっておりニコ動検索でも30くらいはヒットする。
モデルは佐賀競馬で2009年2月まで走っていた同名の馬である。
最終決戦では第2小隊の指揮官として参戦。
指揮下の小隊に落伍機を出さないあたりそれなりの指揮能力は持っているようだ。
*****アズサ・メイショウ(14歳)
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4649の二人目の妻の子供。
容姿はかなりお母さんに似てはいるが、馬鹿正直で数々の不幸に見舞われていた母を見ていた
ためだろうか、少々手癖が悪い面も見受けられる。
物心ついた時には今と違い、働かないでぐうたらしていた4649を激しく嫌っていたが、
働かない本当の理由を知ったのちは仲直りしている。
妹が欲しかったのか血の繋がりは無いものの、イルマやヘキサなどをよく面倒見ている。
部隊ではメカニックを担当、素質はあるが整備の腕前は今のところ並程度。
戦闘ではパルチザンを駆って支援砲撃の雨を降らせている。
キャラシートを投下させ損ねたというより、描く気が無いという可愛そうな子。
*****イルマ・フューリー(5歳)
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本来はハーモナイザーと呼ばれる生体兵器のクローン人間の一種。
使い捨てにされていたらしく戦場にグーズリフトと共に放置されていた。
身寄りも無いため4649が養子として引き取っている。
すでにヘキサという前例がいた為かすんなりと対処できる土壌ができあがっており4649とは血の繋がりは無いものの親子関係は良好といえる。
寿命が極端に短いらしいので延命策を4649はいろいろ考えているらしい。
予断ながら4649の実家にはすでに死んでいながら幽霊状態で暮らす者も少なからずいる。
当初は参戦予定すら無く準備などしておらず名無しだったため、名前は公募で決定した。
最近は同じハーモナイザー仲間が増えたため喜んでいる。
*****アルト・メイショウ(32歳)
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カエデの母親で正真正銘の魔女。
もっとも、防御と飛行魔法に特化し過ぎている為か攻撃魔法は全然ダメ。
火力不足を補うため、大量のアイテムと重火器を不思議空間と繋がっているジャケットの
背の部分から取り出して戦うというヘンテコな魔法使い。
見た目が若いのは彼女が純粋な人間では無く、呪いで作られたドッペルゲンガーである為で、本来は本物を殺してその存在に成り代わるという厄介な存在だった。
だが、オリジナルのアルトから名前その他を全部譲ってもらえたので共存可能となった。
呪いをかけた悪徳魔法使いを二人でフルボッコ状態にしたのは言うまでも無い。
この時の一件で逆恨みした魔法使いが後にカエデを別世界に転送してしまう事件を起こす。
その後、オリジナルはセレスと名前を変えたが姪っ子に名前を譲り最終的にハテナとなった。
生み出された時点で本物のアルトとしての記憶も16年分持っているのは秘密。
ハテナとは双子のような関係となっており、それなりに上手につきあっている。
pixivファンタジアⅣでは顔見せ参加の予定だったのだが、絶望的な戦況を前に玉砕覚悟の死にたがりが続出したために救援用キャラとして馬車馬のごとくこき使われていた。
*****ハテナ・メイショウ(32歳)
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アルトのオリジナルで元祖アルト。
しかしながら、コピーが失敗していたらしくコピーと違ってオリジナルの方は残念ながら出来が悪い。
楽天的で細かい事は気にしない燃費の悪いポンコツ魔女ゆえか未婚。
飛行魔法と防御魔法が得意な点はアルトと同じだが運用方法が荒っぽい。
防御魔法を展開しての体当たり攻撃や回避を捨てての砲撃戦などの無茶をする。
だが、ドッペルゲンガーのアルトに自分の全てを譲るなど器もそれなりにデカイ面も見せる。
もっとも、その器がザルか土鍋かは別の話ではあるが・・・。
pixivファンタジアⅢからのⅣへ転戦、アルトと共に救援のために飛び回った。
ピクロボ2では白兵戦とデイブレイクの防御システム全般を担当している。
また、アルトと共に後述のセレスの師匠でもある。
戦後は姪っ子と共にファンタジーの世界に戻っていった。
*****モトナリ・メイショウ(77歳)
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すでに第一線より引退して隠居生活を送っていたが暇だったので駆り出された。
40歳以上も歳の離れた奥さんがいて息子が一人、娘も二人ほどいたりする。
なんだかよく解らない呪いにより馬化しているが元は人間。
米農家なのだが、テロ撃滅なども家業としていた。
現在も小さな田んぼや畑で農業を続けているが趣味の範囲である。
奥さんを背に乗せて近所を散歩する姿もよく見られるので夫婦仲は悪くないようだ。
極端に孫には甘い。
元ネタは競走馬のメイショウモトナリ。
*****レグナム・メイショウ(43歳)
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アルトの兄であり、第一線からはすでに引退していたが現役に復帰した。
主砲や対艦ミサイル等の攻撃兵装の管制を行うが、艦長も兼任してるようである。
4649のメカ操縦の教官でもあり、その腕前は未だに健在。
代理としてデイブレイカーのメインパイロットを担当した。
嫁のハルカとの間にセレス、スバルと二人の娘がおり、二人ともPF4に参加していた。
ヨモギはハルカの姿や人格をコピーしたものでなんとなくホットケナイらしい。
彼からしてみれば妹のようなものであろう。
経歴的にはアカツハラ偵察隊の初代戦闘隊長。
元から右足を悪くしていたため軍から退いて小学校の教師を務めていた。
その後、戦況の悪化で一時期軍に復帰するが再度引退した。
白兵戦時の武器はクレイモアと大口径砲。
元ネタは競走馬のメイショウレグナム。
*****セレス・メイショウ(16歳)
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暇そうなのでpixivファンタジアⅣからピクロボ2へ転戦させられた狼魔女っ子。
アルトとハテナの弟子で防御魔法と補助魔法が得意。
攻撃魔法の代わりに重火器で戦うスタイルも同一だが、体当たり攻撃など悪い面は見習わなかった。
母親が補助魔法を得意としていたのでそれも受け継がれている。
外見と味覚は父親に似ており、わりと温厚なのに釣り目だったり、狼なのに草食だったりする。
慎重で準備万端で挑むのがモットーなのだが、予想を裏切る展開が多かったため行動選択ミスが多く、結果論的にドジっ子の称号を手に入れてしまうトホホな面も持っている。
ピクロボ2では白兵戦とデイブレイクの迎撃兵装全般の担当を務める。
本来の所属はアルトラントの近衛軍にあたるアルトラント騎士団。
戦後は騎士団に復帰、首都を狙う秘密結社と交戦中。
ヒサメ・メイショウ
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雪だるま職人からもらった雪だるまがベースのセレスの使い魔。
身長は30センチ程度である程度の製氷能力と浮遊能力を持っている。
無口ではあるが賢いので家族として扱われている。
ただ、元が雪だるまなので暑い所や熱い物を本気で嫌がるところが難点。
攻撃技として平安京エイリアンの術を持っている。
モデルはマイピクの同名のキャラでライセンス使用の形をとっている。
*****スバル・メイショウ(12歳)
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通信と艦載機のオペレートをしていたセレスの妹。
一人称はボク。
姉と正反対に戦闘スタイルは真逆のアタッカータイプ。
父親譲りの怪力を持ちクレイモアをぶん回すが成長しきっていない為か息切れが早い。
これは大型バイクのエンジンにスクーターの燃料タンクというような物である為であり、成長と共に改善されそうである。
とはいえ燃費が悪くすぐ燃料切れになるためか年中ハラペコ。
味覚も姉と反対で肉類を好み、野菜は苦手のお子様舌の持ち主。
胸に関してはぺったんこで、母も姉も叔母もぺッたんこのために胸に関しては絶望している。
性格は母譲りでお人好し。
本来好戦的では無かったのだが、目の前で仲間が首を切って自殺したのがトラウマとなっており、仲間の危機には勝ち目が無かろうと無謀にも突っ込んでいく行動をとるようになった。
そのせいでPF4の最終決戦では危うく殺されかけるがシロイノに助けられた。
今は自分なりに答えを出せたのかその特攻傾向は控えられている。
4649の弟子で神剣赤銅ノ一守を与えられていたが扱いがど下手で返品させられている。
とはいえ、不器用だが真っ直ぐで良い子のためか彼の弟子のままである。
*****ヨロイリュウ・シロイノ
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最終決戦では左舷迎撃集団の指揮をしていた珍妙な生物。
相変わらずクウテネテが身上のグウタラ陸竜。
スバルの母親のハルカが契約していた竜だが、勝手に契約をしてスバルの竜にもなっている。
性格はグウタラだが腹黒い。
スバルにくっついている関係上からマーホルト公国軍に所属している。
普段はトコトンやる気がなく、荒事はメンドイので争い事を避ける習性があるが、
身内の危機には「引かぬ・怯まぬ・省みぬ」の精神を発揮する。
空は飛べないが頑丈な体と重金属イオンブレスを吐きまくる動く砲台。
岩石を主食としており、その消化のためにゴロゴロしている事が多いと思われる。
戦闘力はマヌケな外見と裏腹に侮りがたく、PF3の決戦においては敵陣突貫、PF4においては単独で自我持ち従者を圧倒して撃破していた。
皮肉にもやる気の無さと反比例するように交戦回数はダントツに多い。
後述のクロイノとはつがいであり、間にマッシロという子供がいる。
*****ヨロイリュウ・クロイノ
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シロイノの嫁であり、ヨロイリュウにしては珍しい働き者。
そのへんは4649とアルトの関係とも似ているとも言える。
性格はきわめて温厚で争い事などまっぴら御免な性格。
ゆえにハルカはスバルの護衛をシロイノに任せる事となった。
最終決戦において右舷迎撃集団の指揮を任されていた。
*****マイア・メイショウ
デイグレイクの航法管制を担当する賢いイルカ。
PF4のソライルカという空飛ぶイルカの種類でスバルのペット。
体が小柄で売り物にならず売れ残っていたところをシロイノが圧力をかけて引き取れた。
一緒に行動する事が多かったからかヨモギにも懐いている。
名前は昴(スバル)と同じ意味のプレアデス星団を構成する星のひとつマイアから。
*****ヨモギ・メイショウ(13歳)
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元は護衛戦艦バンガードの制御システムとして製作されたホムンクルス。
就航時には影も形も無かったが人的資源が少なかったので機械化を推し進めていった結果、
自我を持つ全自動戦闘艦とするべく製作された経緯がある。
ホムンクルスではあるが、後期の作である事から人間と見分けがつきにくく、また人間のように十年以上暮らしていた為人間より人間くさい。
育成速度を上げるためにハルカの人格をコピーしているためか、ハルカの夫であるレグナムからは妹のように扱われている。
性格は温厚で護衛や輸送等には積極的だが、自分から攻撃するのはあまり好まない。
pixivファンタジアⅢにおいて悪の秘密結社ブラックホルンの海賊行為に対抗するために活動し、旧式化して退役した後もpixivファンタジアⅣのセントラル上陸作戦では囮艦隊として出撃、迎撃に出てきた欠片の従者と交戦している。
その後、リジェリング復興団に参加して復興物資を運ぶ船団の護衛や団員の移動などの仕事を勤めているが今回はピンチヒッターでデイブレイクの制御システムの代行を務めている。
その際、アップグレードがされており眼の色が赤に変化している。
趣味は読書、好物はヨモギモチと煎餅、お茶など。
戦後、ヴィクセンと結婚していたりする。
他部隊からの一時編入
使えるものは猫でも使えという精神で片っ端から掻き集めてきた戦力。
敵だった者でも「コマケエコタ イインダヨ」の方針で運用した。
****ロフトフラット
*****ヘキサ・メイショウ
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元は別世界で作られた戦闘用の人造人間。
たまたま飛ばされた先が4649達の家の近くだった。
かなりボロボロの状態でアルトに拾われたが手厚い看護を受けて回復した。
その後、養子として迎え入れられて家族となる。
行方不明になった姉のカエデを探す為に他世界をあちこち探し回っていた。
両親への恩返しの意味もあるが姉としてカエデが好きだったという事もあった。
わりと無口で大人びてはいるが背伸びしている面も見受けられる。
性格も真っ直ぐで不器用、母親のアルトに考えを全部見透かされている事もしばしば。
兵器としての出生ゆえに戦闘技能は高いものの、精神面では不安定で脆い面も持ち合わせており、ストレス等であまりにも精神安定を欠くと発狂する危険性がある。
また兵器であったという事実に強烈なコンプレックスを持っており苦しんでいた。
特にチョーカーで隠された首の部分にある脳神経接続のためのソケット部分を他人に見られるのが嫌で引き篭もりがちになっていた時期もある。
それを救ったのも姉のカエデの一言である。
ロフトフラットのアットホームな雰囲気に惹かれて席を置いてはいたが、兵器としての自分を見せたくない思いもあったため単独行動や家族と行動する事が多かった。
そのへんでもかなり苦しんではいたが、3章終盤にて母親との約束を守る為に兵器としての能力を開放して戦闘を行っている。
能力を開放すると目の彩光が変化するのが特徴。
愛機は路銀を稼ぐ為に納品テストのパイロットのバイトをしていた町工場から貰ったプレアデス。
機動性が平凡ではあるがその辺は技能でカバーしていたが、元より射撃戦の方が得意だったので、アカツキのボクサーパーツを貰いうけ、改良してもらい機動砲台のような機体に改造していた。
同じ人造人間のイルマとも仲がよく、自分にも妹ができたと喜んでいる。
月での決戦で戦ったカイゼル隊の二人とは友達になったようで最終決戦では共闘している。
なお、体は成長しないのでちまっこいままである。
****アルゴナウタイ
*****カエデ・メイショウ(16歳)
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射撃はそれなりにできるが、かといって他に何にも秀でておらず、射撃以外これと言って得意分野も無い上、格闘戦になるとまるでダメという残念な子。
。
まさに凡人。
一見頭が良さそうに見えるが、お人好しの性格を漬け込まれて酷い目に会いまくる。
異世界に飛ばされてしまい何とか見つけた職業が軍の下請け会社での哨戒業務。
どう考えても悪党としか思えない上司に騙されまくり、ミスコンに強制参加させられたりとか、実は正社員扱いではなく派遣社員扱いとなっており、給料もピンハネされていた。
旧式の偵察機で囮にさせられ撃墜された事も上司が彼女を捨て駒にしただけの事。
だが、この被撃墜でヴィクセンと出会い運命が変わったとも言える。本来ならそこで死んでいたはずだったがヴィクセンが気に入ったため助けられたようだ。
囮となった時に謀らずも助けたイデア連合軍の保護下に入る事で悪徳上司から抜け出す事に成功。
アルゴナウ隊に所属するようになり公私共に生活水準が一気に改善される。
とはいえ、腕前のヘッポコさはいかんともしがたく後半になると歴戦ぞろいのメイショウ家のなかでは一際浮いた存在になっていった。
月での決戦終了後、限界を感じてパイロットを引退。
配置転換でデイブレイクのレーダーを担当する事となった。
ところが、虚竜軍が歌唱攻撃と言う厄介な広域洗脳攻撃を行ってきた。
対抗で歌を歌い中和するという作戦を立案されたが、問題はその歌い手。
結局は消去法で歌う事になったが、幸いな事に音痴ではなかった。
ちなみに彼女が担当していたレーダー関連はゾディアック級のプレゼベが電子支援という形でバックアップして補っていた。
確かに凡人ではあったがヘキサ、イルマと血の繋がらない妹も面倒を見るあたり良い母親にはなれそうだ。
*****ヴィクセン・メイショウ
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実は虚竜軍が偵察のために送り込んだ尖兵だったのだが成り行きで助けたカエデを気に入りあっさり寝返っていた。
ぺガスターに似た生命体でエネルギー体が本体であり分離も可能。
元は格闘攻撃が得意なスーパロボットだったらしいがボディーを失ってエネルギー体となっていた。
遊星軍の攻撃により大破したカエデの機体に取りついて自己修復させて自分の物としている。
ゆえに格闘攻撃が得意だが射撃もそれなりにこなしている。
月での決戦の開始時点でカエデとヨモギ以外には正体がバレていたが敵でもないのでほったらかし。
それどころか正式に苗字を貰って家族入りしている。
最終決戦では中枢補佐にあえて抜擢するなどされており仲間からは信用はされていた。
デイブレイカーとの適合率がやけに高かったのは前述したボディーをオプション扱いしているエネルギー体だったためであるのと機体が格闘型だったためである。
ちなみに最後まで二人にはバレなかったようだが戦後にバレたようだ
****タイターンズ
クシリナでぶっ倒しときながら月では救援に回った経緯がある組織。
大統領の娘を拉致しようとした為、敵対勢力を呼び寄せまくりフルボッコにされて終了した。
月での決戦において劣勢なバース艦隊を救援に来るなど熱い面も持ちあわせている。
力の使い方を誤ってしまった不器用な連中とも言える。
*****ジロウ・サイトウ(24歳)
タイターンズの小隊長で階級は中尉。
ツンデレな性格が災いして正規軍から追い出される形でタイターンズ入りした変り種。
ゆえに指揮下の部下は錬度も機体も二線級だった。
クシリナでのタイターンズ決起の際、ナンパトカーの進路を妨害しようとして4649に撃破された。
月での決戦において騎士フェシルの駆るレヴィアタンと交戦した。
借りがある4649にまた助けられる事となったのは皮肉であるが、彼の小隊は壊滅状態で、母艦も沈められており帰る場所がすでに無くなっていた。
なし崩し的に居候として乗り込んでいたが最終決戦において予備戦力として出撃している。
本来はリーヴァスを愛機としていたが、レヴィアタンとの交戦で性能不足を認識。評価試験機として納品されてきたヌーベルサークに強化パーツであるタナトスアーマーを装備して出撃した。
戦後、書類上の手違いで記録上は戦死となっていた。
仕方が無いのでほとぼりが醒めるまでタイターンズのタヌマの作った孤児院で働いている。
子供が嫌いだと年中口に出しているが子供にはバレており大人気。
ツンデレ呼ばわりされまくっているのでヤケッぱちになり名前をツンデレ・サイトウに改名した。
ちなみに肩車をしてあげていた女の子に「大きくなったらお嫁さんになる」と約束させられてしまい困り果てていたが、開き直って本気で大きくなるまで待ち、そして結婚している。
口とは裏腹に義理堅く律儀な性格だった。
*****ハイネ・レイベリオン(16歳)
サイトウの部下で階級は伍長。
戦時下における緊急徴兵による即席教育の兵だった為に腕はイマイチ良くない。
愛機は色を塗り替えただけという、どノーマルのスクトゥム。
クシリナではデコトラの操るゴーゴン改に手も足も出ずに撃破されている。
月での戦いにおいて遊星の量産機であるアビスに背後を取られて死にかけている。
その後、最終決戦までの期間にレグナムの特訓で最終決戦までに一般兵の水準までには腕が向上した。
最終決戦では予備戦力としてスクトゥムサード・タイタンに乗り換えて出撃。
地味ながら迎撃戦力の一角を担っていた。
戦後は飲み込みがわりと早いのを気に入られたのか4649が弟子にしている。
結果として大化けし、企業のテストパイロットを務めるほどの腕となる。
母艦
4649達の家。
*****戦艦デイブレイク
元はゾディアック級十一番艦で水瓶座サダルスウドとして建造されていた船。
武装の貧弱な電子戦闘艦である蟹座をフォローする重防御の機動砲台というコンセプト。
未完成のままドックから引き出されて放置されていたが、買い取って完成させたもの。
実は4649達の実家に運び込まれてそこで艤装や設計変更を行っている。
大幅な武装・防御兵装の見直しや特殊機構の追加を行ったため作業工程が大幅に増えており、徹底的なブロック構造採用による建造時間短縮が計られたものの、自動制御系システムが4割ほど未完成のまま実戦配備という無茶をしている。
本来なら致命的なのだが、人海戦術によるマニュアル制御というこれまた無茶な方法で克服。
例を挙げるなら、航路管制はイルカが担当、エスパーや魔法使いが補助レーダーの役目を負っている。
歴代企画投下キャラ全集合すればなんとかなりそうなのでこうなったという仕様。
武装はプロトンキャノン、荷電粒子砲、対艦ミサイル、対空ミサイル、ホーミングレーザー、空間爆雷等を搭載し、通常の防御フィールド発生器の他、鏡面反射システムやレイヤーシールド等非常に充実しており可能な限り搭載されている。
船団の盾としての機能を保管するため各種空間ソナーも戦艦ながら多数装備している。
なお、両級はその関係上合体機能があり必要に応じて合体できる。
名前は改名されており、そのデザインからどっかの町工場が建造に関与しているのはバレバレである。
*****強攻突撃形態デイブレイカー
元は蟹座と合体させるための簡単な合体機構だったが、早期建造のためにブロック化した事を逆手にとってその機能を拡大させて単独でも変形運用可能とした特殊形態。
その姿は400mクラスの機動兵器であり、殴る蹴るなどの近接格闘戦を可能としており、持ち前の防御性能と相まって反則的な戦闘力を誇る。
使用可能な射撃兵器も減るどころか増えているが、これは設計変更により射角が取れない為に使用不能になった武装類である。
最低15人で運用する兵器で使用時は4649小隊を全て格納して制御を分担させる。
マスターサークにならずとも戦局を打開しうる為の苦肉の策である為ホイホイとは使えない。
見た目がサークというという皮肉とケレン味たっぷりの外見をしている。
最後の切り札でもあり最終兵器だが、勝利の鍵は家族の絆である。
ぶっちゃけ元ネタはマクロスクォーターとヴァルザガードである。
決戦で実際に使用された際は緊急性が高かったため、代理で無理矢理運用した。
これはシステム補佐として抜擢されたヴィクセンが想像以上に優秀だった点と、レグナムの操縦技術があったからこそ可能な荒業であった。
****従属艦
オマケ。
*****ダイン改級
放置されていた戦没艦を拾ってきてつなぎ合わせて再生した艦。
元より無駄スペースが多すぎた為、護衛艦として徹底的に改造した代物。
武装はパルスレーザーと迎撃ミサイル、空間爆雷等の迎撃兵装を中心に追加。
システム面も蟹座との専用データリンクを構築して電子攻撃対策をとっている。
*****ウケモチ級護衛空母改
死の商人住吉重工製の護衛空母を拾ってきて魔改造したもの。
対艦兵装を外してその分迎撃ミサイルを大幅に追加した中距離防空の要。
問題とされていた被弾時の脆弱性もヴァイタルパートへの装甲追加や隔壁追加で改善している。
そのせいで多少搭載奇数は減少しているが運用はし易くなった。
****配備機体一覧
どれもこれも曰くつきの代物。
*****サーク(町工場生産型)
4649が乗る小隊の初代隊長機。
軍部が生産発注してきた棺桶のような性能の機体であるサーク。
それに反感を覚えた町工場の職人達が予算内で好き勝手に設計変更をして作り上げたサーク。
連合内で一般的な量産機であるスクトゥムを凌駕する性能を低予算で実現したある意味夢の機体。
作るにあたり不良在庫や安い中古品をかき集めているので町工場としては儲かっているらしい。
主器は中古の9式ヴィクセンの物を使用しており、パーツや武装類も同機の物を多数流用している。
原型機の扱い易さは失われておらず新兵でも意外と活躍できちゃう代物で現場では好評。
チューンと腕前次第では4649と同じように騎士クラスとも渡り合う事ができるが火力不足ぎみ。
条件次第でマスターサーク状態になれるとかなれないとか・・・。
武装はエネルギーパック式のバースト射撃も可能な120mmビームライフル、
右肩に装備された四連装の標準型のミサイル、格闘兵器として左腕に電撃端子を装備している。
ちなみに電撃端子の元ネタはパトレイバー漫画版に登場する96式改。
*****マスターサーク
アーセナルバードでの迎撃戦において使用されたサーク系の奥の手。
性能が爆発的に上昇し、遊星側のメイデンシリーズすら問答無用で圧倒する。
劇中では、衛星軌道上の攻撃衛星とキニュー特選隊所属のサリュートを撃墜し、同じくキニュー特選隊のグレイス機を相手に漬物石で応戦した。
発動後は無茶が蓄積したダメージで爆発し、大破している。
性能上昇は魅力的だが、かなりリスキーな諸刃の技といえる。
発動にはかなりのパイロットセンスが必要のため発動条件は厳しいのも難点。
カラーリングは全身金色でカメラ部分だけが緑となる。
武装は竹槍、漬物石、金タライ、ハエタタキなど変なものばかり。
*****サック改
タイターンズに対抗して投入されたでっちあげの機体。
ネタ機体としてアーセナルバードに転がっていたサックに大破したサークの手足を取り付けて機動力を改善した代物。
装甲は厚くなったが、カメラが固定式のため死角が大きい難点がある。
両足に8連装マイクロミサイルポットを追加した以外、武装面はサークと同じ。
カイゼル隊と交戦して右足を切断された為、新型機導入と共に廃棄処分となった。
だが、捨てるのが勿体無いという理由で訓練用のシミュレータとして格納庫の片隅に置かれていた。
最終戦において4649抜きでデイブレイカーを起動させる事となり、レグナムは当機のシステムを操縦席として代用する事で運用していた。
*****ゴーゴン改
馬でありながら4649小隊の副将を務めるデコトラが乗る上位量産機。
性能はチューンの程度にもよるがワンオフ機体と比べても遜色無いほど高性能。
ただし、その分機体の値段もそうだが運用維持コストが高くつくのが悩みの種。
それゆえ連合政府内部の理解の無い議員達によって事業仕分けの対象となり導入予算を削られた。
したがって余剰機体が発生し、そこに目を付けた4649は当機を割引価格で買い取っている。
デコトラの意向で武装の追加や装甲材質を変更、さらにヤンキーホーンを追加している。
武装はビームランチャー一体型のパイルバンカーを主軸に8連装マイクロミサイルポットを両手足に1基ずつ追加、予備兵装として右腕にプラズマカッターを追加している。
デコトラは騎士の護衛機である遊星の上位量産機と対決し、互角のドックファイトを繰り広げていた。
各部をチューンして性能を底上げした状態で最終戦に臨んでいた。
なお、第2小隊の隊長機は族車仕様のこの機体であった
*****パルチザン改
アズサ・メイショウの乗る支援砲撃型の量産機。
本来はある部隊の専用機として開発・生産されていたらしいが誤送により送られてきた物を
アズサが愛機としてネコババしたという経緯がある。
ネコババがバレタ後でキチンと4649が買い取っているので問題は無いようだ。
現在は改造されて装甲形状が大きく変更され、武装も追加されている。
武装は背部に大口径プロトンカノンと6連装マルチミサイルポット、両肩に2連装マルチミサイルポット、右手にビームキャノン、左手にナックルパンチを備えている。
機動力より火力で戦う典型的な火力支援機となっている。
アズサはこの機体で最後まで戦い抜いて終戦を迎えている。
*****グーリスフト改
イルマが元々乗っていた機体を修復・魔改造した代物。
とことん高火力と重防御を突き詰めた砲撃戦用の機体。
損壊した主機の代わりにスーパーロボットに採用されているプロトンドライブを搭載。
装甲の増厚や武装の追加も可能な限り行われている親馬鹿仕様。
コンセプトが目指せ一人波状攻撃というぐらいに火器満載で歩く砲台である。
武装は背部に大口径プロトンカノンを2門、両肩に三連装マルチミサイル、左右胴67mm機関砲、両足に8連装マイクロミサイル、オマケとして120mmビームライフルを搭載。
機体各部の駆動系も可能な限り強化されてはいるが重量増加が著しいため運動性は低下している。
第1章のシエネラの攻防戦でワルザード・ガーゴイルを撃墜したのはこの機体。
虚竜軍との最終決戦においても支援機として出撃している。
なお、イルマ自体の能力が大したものでなくても生き残れたのはこの機体のおかげである。
*****サーク改
アルトが乗るフルカスタム版サーク。
町工場の技術の集大成であり、サークながら性能も高めである。
主器にグーリスフト改に搭載したプロトンドライブの軽量版を搭載。
これにより主武装としてプロトンカノンが使用可能となった。
アルトの戦闘スタイルに合わせてミサイルを可能な限り搭載した砲撃戦仕様で、不要な格闘装備を排除して重量増加を抑えている。
胴体部分等にリーヴァスの部品をしようして基本性能を底上げされており、オマケとして腹部のヴァリアブルランチャーも内臓式で搭載されてある。
射撃兵器が乏しいアサルトサークと組み合わせて運用する事で互いの弱点を補っていたが、息の合った夫婦でなければ無理な運用方法とも言える。
他部隊からの一時編入戦力
****アルゴナウタイ
*****ヴィクセン改
元になったのは10年以上前の町工場製の偵察機9式ヴィクセン。
大破していた物を自己修復してエネルギー体がとり憑いた物。
エネルギー体自体も本来の名前が不明の為便宜上機体名と同じヴィクセンと呼んでいる。
機体としては大幅に性能が変更されているようで出力と運動性が大幅に強化され、防御フィールドも装備している。
中身の都合上格闘戦をするために両手足が打撃戦に対応した強化が成されていた。
カエデが苦手な接近戦に突入すると勝手に動いて対処していた。
反面、射撃武器は従来のままであり火力不足が深刻。
余ったリーヴァスのハイブリッドライフルを装備して補っていた。
最終決戦ではデイブレイカーのコアとして搭載されて戦い抜いている。