概要
全長30~165cm。
著しく側編し、体高もあって菱形に近い体型をしている。若魚と成魚とでは、がらりとその姿を変える。幼魚、若魚時代は、背鰭と腹鰭の軟状が糸状に延び、その長さは全長の2倍以上にもなる。泳ぐ姿が優雅で、その名の通り糸を引くように見えることがこの魚の名前の由来。体色は銀白色で、5本程の横縞がある。成魚になると、長い鰭の殆どが消失してヒラアジ系の体型となる。体色も背側が暗緑色となり、横縞も消失する。刺身にしても良し、焼いても良し、煮魚にしても良い程の美味しい魚であるが、特に幼魚時代の姿が美しいことから、水族館等で観賞魚となる場合が多い。
イトヒキアジの仲間
- アフリカン・スレッドフィッシュ
- イトヒキアジ(メイン画像)
- ウマヅラアジ