概要
スズキ目アジ科ギンガメアジ属の魚。
名前の由来は諸説あり、「銀紙みたいなアジ」「銀色のがめついアジ」「銀色で目が大きいアジ」などがある。
全長は平均的に80~90cm、大きいものでは120cm近いものも知られる。
大西洋を除く世界中の熱帯〜亜熱帯に生息。
若いうちは淡水で生活することが多く、オイカワなどを捕食。成長するにつれ徐々に川をくだり、成体(成魚)ではほぼ完全な海水魚となる。この性質は同じギンガメアジ属に属するロウニンアジなど近縁種ではよく見られるが、ギンガメアジは特に淡水性が強い。
大きな群れで群遊する様子が有名で、しばしばテレビで放送される。