イワン・ジュダノビッチ
いわんじゅだのびっち
CV:飯塚昭三
『バイオハザード ダムネーション』の登場人物であり、東スラブ共和国の反政府勢力長老議会の指導者である老人。通称「アタマン(長老)」
「独立派」と呼ばれる反政府勢力の中心人物として貧困層の人々から支持を得ており、スベトラーナ・ベリコバ率いる政権を打倒するために大統領府に侵入する作戦(要するにテロ)を画策し、その手段として支配種プラーガを自身に投与してB.O.W.のリッカーを操る能力を得ていた。
しかし、元々体力が衰えた高齢で本編開始してほどなくプラーガの副作用で発作を起こして衰弱しており、このままでは作戦が失敗に終わるばかりか、ガナードのように自我を失って仲間達に危害を加える可能性を悟ったアタマンは補佐であったアレクサンドル(サーシャ)・コザチェンコに後継者の選抜と介錯を懇願した末に自身を射殺させた。
死後、サーシャがアタマンの後を継いで支配種プラーガを投与するのだが、実は作戦自体がスベトラーナが仕組んだ自作自演のバイオテロであり、彼女が意図的に独立派に流出させた支配種プラーガは時間が経つとガナード化する欠陥品であった。
また、アタマンを除く長老議会が大金で買収される形で独立派を裏切ってスベトラーナの走狗に成り下がっていたが、買収は独立派の幹部を一網打尽にするためのブラフであり、のちに長老議会のメンバー全員が用済みとして処刑された。
終盤で上述の茶番をスベトラーナに聞かされたサーシャは己の存在意義を見失ったが、レオン・S・ケネディと米露の介入で最終的に政権が崩壊し、皮肉にも独立派と政府側の両方が壊滅する形で東スラブに平和が訪れる事となった。
そして、独立派で唯一生き残ったサーシャは死んでいった同胞の分まで生きる事を誓って東スラブのために再起していた。
バイオハザードシリーズ ダムネーション アレクサンドル・コザチェンコ JD(バイオハザード) スベトラーナ・ベリコバ 支配種プラーガ
オズムンド・サドラー:同じく支配種プラーガの力を得た指導者。
イワン(B.O.W.):同名のキャラであるが、こちらは奇しくも独立派を苦戦させたタイラントの一種。
カーティス・ミラー、ジャック・ノーマン:同じく黒幕の掌の上で踊らされたテロリスト。ただし、両者共イワンとは逆に途中で黒幕の企みを知って一矢報いていた。