「これはプレリュードだ・・・俺はこれからも戦い続ける・・・!!」
概要
『Frozenteardrop』12巻の表紙にプロトゼロ初号機と共に描かれた白雪姫を元に、『GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE』(GFF)でカトキハジメ主導のもと再設定した機体。
そのため、厳密に言えばこちらの機体は『Frozenteardrop』に登場していない機体である。
「プレリュード=前奏曲」を意味する単語であるために、FTに登場した白雪姫(スノーホワイト)のプロトタイプであると推測される。
外観
機体形状はウイングガンダムゼロEWをベースにして、白とグレーを基調としたカラーリング。さらに左右3枚ずつ計6枚の羽根で構成された「セラフィムユニット」が追加されているのが本機の特徴。「セラフィムユニット」は腰部にジョイントアームを介して装備されており、そこにノイエツバークを計6基装備可能となっている。セラフィムユニットは前面に展開させる防御形態「モードロンド」と背面に展開させる攻撃形態の「モードアンセム」の2種類の形態を兼ね合わせている。
「モードロンド」形態では、白雪姫の名に相応しいゴージャスなドレスを着飾った印象になる一方で、「モードアンセム」は背面に展開することで主翼2枚、副翼2枚、セラフィムユニット2枚の計6枚の翼を展開させることが可能であり、あたかも大天使のような印象になるのも特徴である。
武装
ウイングガンダムゼロカスタム同様に、2挺のバスターライフルを平行連結した大型ビームライフル。ウイングガンダムのバスターライフルの2倍以上の威力を誇り、一瞬のチャージで18kmのトーラス型コロニーの巨大なシャフトと隔壁全てを大規模に貫通しコロニーそのものを破壊、消滅させる。
背部のラッチに計2基装備されている近接武装。ビーム刃の色はグリーン。
両肩に内蔵された4銃身式機関砲。発砲時は肩口の装甲が展開し銃身が露出する。
基本的に牽制や近接防御が主用途だが、標準的なチタニュウム合金製MSであれば数秒の速射で破壊可能。
ウイングガンダムゼロEWと同シールドであるが、白とグレーを基調したシールドとなっている。
ノイエツバーク
バスターライフルの威力を遥かに増幅させる為に用いる武装「メッサーツバーク」の発展系のウェポンパーツ。ツインバスターライフルに3基のノイエツバークを装着した『ドライツバークバスター』。さらに6基に増設した『ドライツバークバスター・ドッペルト』が可能となる。
ドライツバークバスター・ドッペルトは月のエイトケン盆地を完全に消滅させた挙句、月の形を変えてしまう程であるが、それはメッサーツバークを装着した威力である。メッサーツバークの発展系であるノイエツバークを装着した本機のドライツバークバスター・ドッペルトはそれ以上の破壊力があると推測される。
各形態
モードアンセム
ウイングガンダムスノーホワイトプレリュードの攻撃形態。新装備のセラフィムユニットとノイエツバークを背面に放射状に展開している。バスターライフルを携帯しながら、ジョイントアームを介することでノイエツバークを発射することも可能であると考えられる。
モードロンド
ウイングガンダムスノーホワイトプレリュードの防御形態。セラフィムユニットとノイエツバークを前面に、ウイングバインダー背面に展開することで全方位の攻撃から本体を防御することができる。この形態でもバスターライフルを放つことは可能。
ネオバード形態
ウイングガンダムスノーホワイトプレリュードの高速巡形態。シールドが機首となり、セラフィムユニットを装着したまま変形可能で、ノイエツバークは前面に展開される。