「リリーナ・・・オレはまだおまえに魂の輝きを見せていない・・・!」
概要
小説『Frozenteardrop』に登場したマーズスーツに対抗する抑止力として開発された新型モビルスーツである。搭乗者はヒイロ・ユイ。
『EndlessWaltz』版A.C.(アフターコロニー)の世界における全てのガンダムタイプモビルスーツの原型機となった「ウイングガンダムプロトゼロ」をもとに、ドクターJが独自に建造した「ウイングガンダムプロトゼロ初号機」を再建造した機体である(余談だが、ドクターJは自身が建造した当時から本機を白雪姫と呼んでおり、再建造後もそれに倣った形。プロメテウス、シェヘラザードの2機も同様)。
テラフォーミングが完了した火星で、新たなる戦いの火種の発生を危惧したプリベンターが過去の月面での大戦で極秘裏に実戦投入された後に解体された状態で放置されていた本機を発見。その後W教授(カトル・ラバーバ・ウィナー)によって最新技術を投入されたうえで再建造される。
ウイングガンダム系列の機体であるために主武装には新型バスターライフルとビームサーベルを装備する。また本機のオリジナル武装として、火星の技術を応用し開発された「七つの矮星(ジーベンツバーク)」と呼ばれるライフルも装備し、従来のガンダムとは一線を画す性能面を発揮している。
火星の磁気嵐の影響により魔法使い(ワーロック)同様に全身を特殊なマントで覆われている。そのために機体の全貌は不明であり、連載終了後でも正式な設定画が存在しない。
武装
ウイングガンダムのバスターライフルを同様にカートリッジ方式を採用している。威力が同等か不明。
形状は一般の量産機が装備するサーベルと大差ないが、より高出力のビーム刃を形成可能。ビーム刃の色はグリーン。
様々な効果を発揮する7つの弾頭をライフル(クロスボウの外観)で使用する新兵器。7つの弾頭にはナノマシンの技術が応用されている。
・赤(ロート)
灼熱の特性。発射すると火の鳥のように敵機体を炎で包み込む。
・青(ブラフ)
超低温の特性。発射すると絶対零度の冷気で敵機体を包み込む。
・黒(シュバルツ)
暴風の特性。発射すると広範囲の黒い竜巻を発生させる。
・白(ヴァイス)
雷撃の特性。発射すると天に向かって広範囲の雷撃を放つ。
・緑(グリユーン)
植物の特性。発射するとオーロラとなって広範囲に広がり、地に向かって蔦を伸ばす。
・銀(ズィルバー)
貫通の特性。ガンダニュウム合金を上回る強度を持つ新素材「MG合金」が使用され、弾丸にはナノ粒子がコーティングされ、これはガンダニュウム合金をも腐食させる効果を発揮し先端からドリル状の光を放ちコクピットを貫く。
・金(ゴルド)
対無人機用の特性。EMP攻撃とアンチMDウィルスを兼ねた兵装。広範囲に渡りナノディフェンサーを拡散させMDを無効化する。
ウイングガンダム スノーホワイトプレリュード
余談
ウイングガンダムスノーホワイトプレリュードは白雪姫を差し置いて『SDガンダムオペレーションズ』などのガンダム作品のスマホ・ブラウザゲームや『スーパーロボット大戦X-Ω』に登場している。
立体物として明確なデザインがあると出しやすいのだろうか。
関連イラスト
関連項目
新機動戦記ガンダムW Frozenteardrop ウイングガンダム
ウイングガンダムセラフィム:セラフィム繋がり。