概要
『ドラゴンクエストⅨ』に登場する村で、本作のはじまりの地。
美しい滝が名所となっている山間の村で、この水は美味しいだけではなく病気を治す力もあるとされる。
主人公は師匠のイザヤールからこの地の守護天使の任務を引き継ぐところから物語は始まる。
しかし、世界樹に女神の果実が実った日、天使界を襲った大災害により主人公は光輪と翼を失い、この村に落ちてしまう。
かくして主人公は宿屋の娘リッカの助けを得つつ、自らを旅芸人と偽り女神の果実を探す旅に出るのであった。
なお、主人公はウォルロ村では「守護天使と同じ名前の人間」という扱いを受けている。
エンディング後は天使たちが星空へ召されたことで、人々の記憶からも天使が消えてしまう。
このため滝の傍にある守護天使像から主人公の名前が無くなっている。
ドラゴンクエストⅩ
本作は『Ⅸ』の遥か未来の時代であることがVer.1から示唆されていたが、Ver.6まで「とこしえのゆりかご」と呼ばれていた女神ルティアナの故郷がVer.7において「果ての大地ゼニアス」として登場。
この果ての大地ゼニアスこそが数万年後の『Ⅸ』の世界であると考えられる。
「禁足地」と呼ばれるウォルド地方のはずれにウォルドの聖簾という滝があり、ウォルロ村の滝と酷似している他、傍らには守護天使像が見える。
また、聖簾付近には集落の廃墟のようなものが見えるが、それらはウォルロ村の建物の配置と一致している。
このフィールドで流れる曲が『Ⅸ』のフィールドBGM「野を越え山を越え」のアレンジであることも含め、郷愁の念に浸ることができる。
そして聖簾の奥には「ゼニスの封宮」と呼ばれる遺跡があり、そこには創造神グランゼニスが封じられているようだが…。