概要
ゲームブック、およびテーブルトークRPG「ファイティングファンタジー」の専門誌である。
『ウォーロック』の創刊および責任編集はファイティング・ファンタジーの創始者であるスティーブ・ジャクソンおよびイアン・リビングストン。
イギリス版概要
1986年12月の「ホラー特集号」を最後に休刊するまで、イギリス本国では全13号を刊行した。
創刊時の『ウォーロック』はトニー・レイシーとフィリッパ・ディキンソンにより編集されていたが、5号を刊行した後にペンギン・ブックスから、ジャクソンらが経営するゲームズ・ワークショップに発刊元が移行、マーク・ガスコインが編集に加わった。
移籍の理由は契約上の問題からであり、おそらくペンギン社の雑誌のままでは他社作品への言及ができなかったのだろうと安田均氏は推測している。
イギリス版連載記事
ミニ・ゲームブック
『ウォーロック』は、毎号掲載されていたミニ・ゲームブックのために創刊された雑誌であった。代表的な作品として、第3号に掲載されたスティーブ・ジャクソンによる短編ファイティング・ファンタジー「地獄の館」がある。この短編は後に一冊の本に拡張された。
トロールのデレク(Derek the Troll)
リュー・ストリンガー画による連載漫画「トロールのデレク」の主人公デレクは、『ウォーロック』でもっとも長い間活躍したキャラクターの一人である。デレクは彼自身の書評欄やその他の記事も持つようになった。第13号の記事は、極小の16コマに分割されたゲームブック漫画であった。
ペイント・ヤー・ドラゴン(Paint 'Yer Dragon)
リック・プリーストリーによる、フィギュア塗装と造型入門の連載記事。第9号ではフィギュアの効果的な下準備と塗装について、第10号ではピンニングなどのフィギュアカスタマイズ、第12号ではフィギュアのベースの記事が掲載された。
モンスター事典(Out of the Pit)
ファイティング・ファンタジーの各巻・各作品に登場する、モンスターについての解説記事。この連載は後の1985年に、編集長のマーク・ガスコインにより同名の一冊の本にまとめられた。
ゲームブックマガジン
日本版『ウォーロック』の前身として、社会思想社から刊行されていたゲームブック専門誌。隔月刊で、1986年6月から1987年4月に掛けて6号まで刊行された。28 - 36ページの小冊子で、定価は100円だった。
日本版「ウォーロック」が創刊準備中だったころは、ペンギン・ブックス在籍時のイギリス版『ウォーロック』が休刊中で再開の見通しも不透明だった。そこで、いち早くゲームブックファンとの交流を持つために企画されたもの。
しかし発刊した直後に、イギリス版『ウォーロック』の再開と日本版刊行が決まったため、第2号の時点で早くも本誌の1年間での終了が告知された。第4号以降の本誌は日本版『ウォーロック』と並行して展開していた。
主な連載記事は、以下を参照。
- 「遊びの世界」
安田均がゲームについて語る記事。
- 「モンスターと私」
浅羽莢子が毎回1種類のモンスターを取り上げる記事。
- 「主人公はあなただ」
読者ページ。冊子の半分近くを占めていた。
日本版概要
1984年発売のゲームブック『火吹山の魔法使い』、1985年の『ソーサリー』シリーズの成功を受け、1986年に英『warlock』誌の日本版として創刊された。
創刊当初はファイティングファンタジーシリーズをはじめとする、ゲームブックのフォロー・レビュー記事を中心に、同シリーズのシステムを用いたテーブルトークRPG「ファイティングファンタジー」への誘導を行っていた。
その他にも、「イギリス版の翻訳記事」、「古代・中世ヨーロッパや日本に関する読み物」、「ファンタジー要素を持つ映画や小説の紹介・批評」、「雑誌上で完結するミニゲームブックの掲載」といった、文芸誌的な誌面構成であった。後にグループSNEの中核をなすこととなる面々も、この時期にライターとして活躍していた。
しかし、ゲームブックが低迷期に入り、ファイティングファンタジー自体の人気も低下、新作の翻訳や出版が遅れるようになり、フライング・バッファロー社のテーブルトークRPG『トンネルズ&トロールズ(『T&T』)』のフォローをメインに持ってくるようになる。
(『T&T』もまた、基本はテーブルトークRPGだが、ゲームブック形式のソロシナリオのラインナップを多数有していた)。
また、『T&T』の他に、訳者である清松みゆきを中心とした、テーブルトークRPGに比重をおいた誌面構成に変わっていった。
初期から続く読み物に加え、テーブルトークRPG入門マンガ、半公式となるオプションルールの紹介および誤植の訂正、リプレイ記事、メタルフィギュア・ダイス等のアクセサリーの紹介などの企画も行われた。
その後は本誌の企画に基づいて造られた『ハイパーT&T』、ミニチュアゲームから派生した『ウォーハンマーRPG』を取り扱った。
日本版沿革
- 1986年12月:英『Warlock』誌の日本版として創刊。
- 1987年12月:『トンネルズ&トロールズ』日本語版発売。その後、徐々にテーブルトークRPG中心の誌面構成となる。
- 1988年7月:表紙から「THE FIGHTHING FANTASY MAGAZINE」の表記が消える。
- 1991年3月:誌面の大幅な刷新。それまで横書きだった文章が縦書きに変わる。それに伴い綴じ方も変更されている。
- 1991年10月:『ウォーハンマーRPG』ルールブック日本語版発売。
- 1992年3月:63号をもって休刊
表紙
表紙イラストに関しては、創刊号から13号までは表紙は英『Warlock』誌で使用された絵を使用している。14号では特集にあわせ『トンネルズ&トロールズ』のルールブックの絵が使用されている。
15号以降は全て米田仁士による幻想的なイラストで飾られるが、特集記事の内容や特定のゲームの世界観を表す物はほとんど無い。しかし33号から休刊直前の62号にかけて、神月摩由璃による「表紙の詩」が掲載され、それぞれの絵に物語性が付与された。
主な記事及び企画
- どこでもT&T
(7 - 12号)
作・画共に山本弘による、『トンネルズ&トロールズ』のリプレイ漫画。リプレイ風景とゲーム内世界をザッピングしながら、主人公イクミとTRPG部の部長や先輩達との掛け合いによって物語が進んでいく。
イクミは、最初は授業中でもゲームブックをプレイする少女だったが、TRPG部に誘われてからD&Dでエルフをプレイし、そこからTRPGにハマるように。望むサイコロの目を出せる「サイコロキネシス」という能力を有する(らしい)。エルフがお気に入りで、T&Tでもエルフのプレイヤーキャラを演じる。
先輩は前髪で目が隠れた青年で、若干天然、しかしTRPGに対して静かなる情熱を持つ。
他のTRPG部メンバーは、ケイスケ(いつも歯をむき出している。ファイター好き)、ジロ(天パでメガネをかけている。D&Dでは僧侶、T&Tではホビットの盗賊に)、ミコ(メガネの少女。D&Dではシーフ、T&Tではフェアリーになった)。
後半になると、マイコンゲームのプレイヤー「ドウ」が登場する。マイコンゲームに関しては右に出る者の無い、若干ヤンキーじみた外観の少年で、(PCを使わない)TRPGをやや見下していた。T&Tのプレイに、先輩の用意した強力なキャラ「魔法戦士『黒い風のドウ』」で参加する。
※なお、2号には、山本氏によるゲームブック「バルサスの要塞」のリプレイ漫画「私はこうしてバルサスした」も掲載されている。こちらは山本氏がプレイヤーキャラとして設定した少女の戦士「ブリス」が「バルサスの要塞」に挑戦。様々なトラップに引っかかったり、モンスターに殺されたりして、何度も死ぬ様が描かれている。
- 摩由璃の本棚
(1 - 30号)
神月摩由璃によるファンタジー・SF小説のブックレビュー。ゲームブックを介してファンタジーやSFに興味を持った読者を対象とした読書案内。取り上げられた主な書籍は『指輪物語』『ナルニア国ものがたり』『エルリック・サーガ』『インテグラル・ツリー』『夏への扉』など。後に社会思想社より文庫化。
※なお、摩由璃氏は「筋肉隆々の主人公が苦手」であったが、後に「英雄コナン」シリーズも本レビューで取り上げている。
- ゲームの殿堂
(1 - 30号)
近藤功司によるゲームブック評論。「ゲームブック」という媒体に対する、本格的な批評を目指して作られ、社会思想社以外のレーベルも多く紹介された。取り上げられた主なゲームブックは『火吹山の魔法使い』『地獄の館』『シャーロックホームズ10の怪事件』『失われた体』など。
- ファイティング・ファンタジーの楽しみ方
(25 - 30号、32 - 43号)
翻訳者の安田均による、ファイティング・ファンタジーシリーズの構成、システムに関する評論。後に社会思想社より文庫化。
- ロッコの早耳情報
日本版『ウォーロック』のマスコットキャラクター・ロッコによる社会思想社の近刊情報。
「ロッコ」に関しては、下記余談も参照。
- エンサイクロペディア・がらくた / 順不同☆
(31 - 57号)
摩由璃によるエッセイ。主にファンタジーにまつわる話題を取り上げていた。
- ハイパーT&Tの作り方(HOW TO MAKE HYPER-T&T)
(36 - 47号)
読者の意見も取り入れつつ、『T&T』の改修版『ハイパーT&T』を作成する企画。
- ゲーム仕掛けの英雄譚
(39 - 45号)
『T&T』のリプレイをコミック化したもの。ゲームマスターは星宮すみれ。コミック担当はめるへんめーかー。
- AFFリプレイ「タイタンふたたび」
(46 - 52号、53 - 57号)
前半を山本弘、後半を友野詳、およびグループSNEによる『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー』のリプレイ。ゲームブックの舞台となった場所を巡り歩いていく。52号までの前半部のみ単行本化された。詳細は当該項目を参照。
- めるへんめーかーのゲーム大好き
(51 - 63号)
作者のゲーム生活をつづったコミック。現実と幻想が入り混じって描かれる。休刊後は連載がLOGOUT誌に移り、ウォーロック誌掲載分とあわせて『ワンダリングWONDERLAND』のタイトルでアスキーコミックスから全2冊で単行本化された
- ゲームブック製作講座
(58 - 61号)
健部伸明と塩田信之によるミニコーナーで、ゲームブックがどのように作られるのかを書いていく企画。
- ウォーハンマーRPGリプレイ
(58 - 63号)
友野詳&グループSNEによるリプレイ。全2冊で単行本化された。『ウォーロック』の休刊とともに終了したが、後にグループSNEのホームページ上に続編が載る。
- 編集部からの挑戦
編集部から出される「お題」に解答するコーナー。絶体絶命の状況での対処法やモンスターのアイデアなどRPGに即した問題が多く出題された。
読者参加企画「二つの川の物語」に吸収され、終了した。
読者参加企画
- ウォーロック・ワールド
朱鷺田祐介による、読者投稿を元に(RPGの背景となる)一つの世界を作る企画。4号で募集した地図をもとにして、8号で世界全図を公開したのを皮切りに、神話や英雄、そしてセル・アーネイという世界の名称もすべて読者からの投稿に基づいて作成した。
16 - 21号の『T&T』のシナリオ・キャンペーンから、本格的にゲームの背景として活用される。
その後、セル・アーネイ用に『T&T』のルールに修正を施し、
リプレイ「古の書開くとき」(20 - 22号)、第2部「オーブリンの森」(25 - 28号)
を連載。
摩由璃による小説『幾千の夜を越えて』(20 - 23号)は書籍化もされた。
28号からはワールドガイドやミニシナリオを掲載。読者投稿による32 - 35号の「リーダーズ・リプレイ」をもって関連記事は終了した。その後も38号にはセル・アーネイの名が出てくる。
後年『RPGドラゴン』で朱鷺田が手がけた「RPG用誤辞典」には、大成できなかった企画として、自虐的にセル・アーネイの名前が挙げられていた。また、小説『リュスリナの剣 I』(著 : 神月摩由璃)はこの世界を舞台としている。
- 二つの川の物語
冒険企画局による読者参加企画。ユキリア世界の一部である二つの川地方の開拓者を誌上で演じるのが趣旨である。
この企画は、世界初の試み「ロールプレイ・メール」と謳われていた。
雑誌の誌面でハガキによって読者が参加する「読者参加企画」は当時複数のゲーム誌ですでに実施されていたが、
「詳細な世界設定、達成すべき目標や勝敗の概念がない」
「世界設定自体も読者の投稿によって構築されていく」
という自由度の高さが、本企画を特異な存在としている。
34 - 35号での募集時には「探検家ヒルツの地図」しか提示されなかったが、36号から本格的に開始。37号では参加者の名簿とともに、吟遊詩人リームが彼らの間をめぐるアドベンチャーゲーム『二つの川のおおみそか』が収録された。
43号からは、より個別の場所に焦点を当てた「新・二つの川の物語」を開始。44、48号にはアップルベーシック・システムを用いたRPGルールが掲載された。
また、各種作品のコンテストも随時行われた。ゲームブック部門入選作は
『ロスフィーンの涙』(43号)
『二つの川のクリスマス』(48号)。
小説部門は
『道端の木かげにある岩は』(46号)
『炎の女』(46号)。
コミック部門は入選作なし。
「新・二つの川の物語」は54号でいったん終了し、56号からは「竜の国遠征記」として再開した。戦の陰が迫る中、竜の国へ旅立った船の様子を描き、最後の63号は「二つの川の物語」に戻って幕を閉じた。
掲載された主なゲームブック
- モンスターの逆襲(3 - 6号)
作 / 山本弘とグループSNE
ゴブリンが強力なモンスターへと変身しながら、人間の冒険者たちへ復讐を遂げていく、モンスター視点によるファンタジー物。4部構成で連載。後に社会思想社から文庫化された。
- 顔のない村(12号)
作 / 思緒雄二
ファイティング・ファンタジーのルールを使用した、和風伝奇ホラー。後に『送り雛は瑠璃色の』文庫版に収録された。
- 四人のキング(14号)
- 四人のクィーン(27号)
作 / 山本弘
ファイティング・ファンタジーのルールを使用し、トランプのカードでダンジョンを構成するゲーム。この二作は一冊にまとめられ、文庫化された。
- フォボス内乱(16号)
作 / 宮原弥寿子
戦闘用アンドロイド少女「ラートリー」の活躍を描くSF物。後に「ダイモスの攻防」も収録した形で、社会思想社から文庫化された。
- 暗黒の三つの顔(18 - 20号)
作 / 山本弘
ファイティング・ファンタジーのシステムを用い、背景世界「タイタン」を舞台にした、書下ろしのゲームブック。全三部構成で、アランシア、クール、旧世界の三大陸を順に渡っていく内容。タイタンを舞台にした日本人作家による公認の作品。単行本化はされていない。
- スプリンターを守れ(23号)
作 / わきあかつぐみ&冒険企画局
ソウルオリンピックに出場する小国のスプリンターの護衛に選ばれた、秘密情報部員の活躍を描いたコメディ。
- ダイモスの攻防(25号)
作 / 宮原弥寿子
超能力者達のレジスタンス活動を描くSF物。上記「フォボス内乱」をともに収録し、単行本化された。
- 送り雛は瑠璃色の(30 - 31号)
作 / 思緒雄二
日本の伝承を題材に採った、現代が舞台の和製ホラー。後に「顔のない村」を収録した形で、社会思想社から文庫化。絶版後は、創土社から再版されている。
- ブラスターケリー(34号)
作 / わきあかつぐみ&冒険企画局
かつて映画「ブラスター・ケリー」シリーズの主役を演じたスター俳優エドワードも、老いには勝てず引退した。その彼の最後の冒険を描いたスペースオペラ。
- さらば青竜(36号)
作 / 宮原弥寿子
主人公の精神は気がつくと、人を殺したばかりの異世界の戦士「青竜」の肉体に宿っていた。殺人の咎で追われつつ自分の使命を見出していく物語。
単体作品だが、宮原の著作『エクセア』『ギャランス・ハート』とリンクした設定となっている。
- ロストワールドからの脱出(39号)
作 / 山本弘
野生の少女や恐竜、黄金のジェット機が登場する秘境冒険物。
- モラディリウス(43号)
作 / 井上欣久
魔人に見初められた女性ミディス、という基本設定は同じながら、彼女を守ろうとする男性シェスとミディス自身のどちらも主人公にできる。それによって展開や登場人物の性格も異なってくる。
- 銀河宅急便(47号)
作 / わきあかつぐみ&冒険企画局
父の遺産として小型宇宙船を受けついだ少年が、星をめぐっては小さな届け物をしていく物語。
- 太陽神の宝玉(50号)
原案 / 安田均、 文 / 下村家惠子
『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー』を使用したタイタン世界での冒険。
※ファイティングファンタジーの当該項目も参照。
余談
「ロッコ」
本誌のマスコットキャラクター「ロッコ」は、イラストレーターのNikovのデザインによる魔法使いの少女。初期から中期にかけての企画記事で、語り手や質問役として頻繁に登場していた。
その見た目は、ショートカットの髪形に、ローブを着た小柄な少女。時にはフェアリーのような手のひらサイズにも描かれた事があった。また、自身が魔法を使う事もあったが、その際にはT&Tの呪文を主に用いていた。
14号にて「ロードス島戦記」のキャラクターでT&Tをプレイしたリプレイ記事「帰らずの森のフェアリー」に登場。パーンたちと交流した。出渕裕氏による描き下ろしの挿絵にも、パーンとともに描かれている。
ウォーロキアン
読者の愛称に、シャーロック・ホームズ愛好家を意味する「シャーロキアン」をもじった、「ウォーロキアン」が提案されたが定着しなかった。
※当時は『ファンロード』愛読者を意味する「ローディスト」や『月刊OUT』の「アウシタン」など、雑誌の読者に愛称をつけるのが流行していた。
その他
- ライターの清松みゆきをその名前から女性と断定する、というネタが流行した。実際には男性である。
- 夭折した漫画家木崎ひろすけは、「薄羽かげろう」のペンネームで本誌の常連投稿者だった。
「ウォーロック」の名前を冠する雑誌
2011年にイギリスで「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版(「AFF」)」が発売された。この作品のサポートのための雑誌が創刊されている。
日本では、もともと「トンネルズ&トロールズ」の専門誌だった『T&Tマガジン』でAFFも扱うことになり、2018年に『ウォーロック・マガジン』が創刊された。この雑誌はのちに「パグマイアRPG」も扱うようになった。
2021年に『ウォーロック・マガジン』は『GMマガジン』と統合し消滅、『GMウォーロック』として新創刊されている。
イギリスでは、AFF専門のサポート誌として"The Warlock Returns"が2020年に創刊されている。これは、AFF2版の発売元であるArion Games から発行されている。
関連項目
上記余談「ロッコ」の記述の通り、14号でT&Tのリプレイでロッコと共演した。登場したのはパーンたち最初のパーティ。ただし当時のT&Tには、プレイヤーの職業に僧侶や聖職者に関するものが無かったため、エトのみが不参加であった。
また、ウッドチャックは、D&Dの「ハイド・イン・シャドウ」に該当するスキルがT&Tに無い事に文句を言っていたが、「T&Tでは盗賊も魔法が使える」と聞いて手のひら返ししていた。