概要
ウクライナ国防省の指揮下にある陸軍、海軍、空軍、空中機動軍、特殊作戦軍、海兵隊の6つの軍組織からなるウクライナの国軍。なお国防省の指揮下の正規軍以外にも郷土防衛隊(民兵隊)や内務省傘下の国家親衛隊や国境警備隊などが存在する。
旧ソビエト連邦構成国家が所有する軍の中では第2位の規模を持ち、その軍事ドクトリンを引き継いでいる影響で政治と経済面の停滞が続きながらもヨーロッパ有数の機甲戦力と火砲戦力を保持し続け、独自開発の国産兵器も多い。
旧ソ連時代に由来する装備が多いが、ロシアとの関係が急速に悪化した2014年以降は西側製の装備を導入している。軍服も旧ソ連式のものから西側の意匠や民族色を押し出したものへと変更している。
組織構成
- ウクライナ陸軍
- ウクライナ海軍
- ウクライナ海軍歩兵
海兵隊にあたる組織。
- ウクライナ空軍
- ウクライナ空中機動軍
空挺兵部隊にあたる組織。
- ウクライナ特殊作戦軍