基本情報
概要
牛の角の様に飛び出した前胸部の両端が特徴的なカメムシで、体には黒褐色と黄褐色の斑模様と、2つの白色紋がある。
アラカシ、ウバメガシ、サクラ、アセビ、シキミ、ヒノキなど樹木の葉の上でよく見られ、それらの汁を吸うが、セミの卵の汁を吸う事もある。
かつては照葉樹林で稀に見つかる希少種とされていたが、現在は都市部の公園などでも見られる。
成虫で越冬し、秋や冬には公園の手すりでよく見られる。
南西諸島で見られるものは本土よりも小型で、別種の可能性があるらしい。
ナツミカンの汁を吸うが、特に深刻な被害は無いそうだ。