ウルトラマンジャイアント作戦

うるとらまんじゃいあんとさくせん

ウルトラマンジャイアント作戦とは、ウルトラマンの劇場版として製作されるはずだった作品。のちにコミカライズ、小説化した。

概要

『ウルトラマン』初の劇場版作品として、構想が練られていた作品。

残念ながら製作中止となり、いくつかのエピソードを継ぎ接ぎした総集編劇場版『長篇怪獣映画ウルトラマン』が最初の劇場作品となった。

製作中止となった正確な理由は現在でも不明だが、テレビシリーズの製作費増大とそれに伴う番組の打ち切りが原因だったとされている。

ただ単純に中止になったわけでもなく、1993年には『ウルトラマンティガ』にも関わった川崎郷太氏による漫画版、2005年には『ウルトラマン』製作陣だった飯島敏宏（名義は千束北男）氏によるノベライズ版が発表された。

この映画の内容自体も、一部はTVシリーズへと生かされることとなった。

ある日、科特隊にナポレオンと名乗る謎のロボットから挑戦状が届いた。

その内容は、ナポレオンを含めた5つの勢力が地球の覇権を巡ってバトルロワイヤルを行い、勝ったものが地球の新たな支配者「ジャイアント」となる最終戦争だった。

次々に迫りくる脅威に、科学特捜隊やウルトラマンは様々な新装備を携えて立ち向かう事となる。