CV:関俊彦
説明
アニメ第145話Aパートで初登場。ケロン星から独立したフリーの侵略者。
一人称は「僕」。体色は薄い紫色で、おでこに「!」、腹に「¡」のマーク(ネクタイの様にも見える)がある。マイクつきのヘッドフォンのようなものをつけている。目は正円に近い楕円形で瞳は中央が青、そのすぐ周りが水色である。
売れっ子のエリート侵略者でもあり、初登場時から「1週間に5つ惑星を侵略しなければならない」と発言していたほどの有名人である模様。
主な仕事は依頼された侵略者たちに作戦内容の提案することであるが、彼が立てた実行済みの侵略作戦には著作権がつき、それを勝手に実行すると宇宙警察に捕まる(無断で使うこと自体も法に引っ掛かる模様。地球でいう「著作権法」にあたる罪らしい)。
エリートではあるものの、ケロロからのメールを読んで返事をするなど、結構誠実な性格である。また、ケロロ小隊の提案したアドバイスに対しても完全否定することなく快く受け入れるところもあるなど傲慢さも無縁。一方でケロロ小隊の歓迎のための共鳴に参加しないなど過剰な社交辞令に対しては必要ないと考えているタイプ。
活躍
初登場である145話Aパートでは「風が吹けば桶屋が儲かる作戦」をケロロ小隊に提案。しかしケロロ小隊が断ったため、この作戦は別の侵略者に使われることとなった(ただしケロロたちは断ったもののその後無断で使ったとしてポヨンから厳重注意を受けるハメになった)。
第169話Aパートでは電車を使ってケロロ小隊の侵略の手助けをした。しかし本当の目的は侵略の利益を横取りする「ギョフノリー星人」に執拗につけ回されていたためであったことが判明。地球を使うことで見事撃退に成功した(ちなみにその時の初登場セリフはあのキャラクターのセリフで、第169話全体がそのキャラの登場作のパロディであった)。
第234話Bパートでも登場したが、ケロロたちとの直接の対面はなく彼が書いた侵略のハウツー本「やれる!ペコポソ侵略」内のホログラム(バーチャル)映像としての登場であった。この本が出版されたとき、すでに13796件の侵略を達成しているという立ち位置だった。
第245話Aパートでは正月で暇を持て余しているケロロの部屋に現れ、一緒におせちや雑煮を食べたりしている。この時も「4件の侵略が終わってやっと正月休みがもらえた」と言っている。
第296話Aパートでも登場自体はしなかったが、ケロロと年賀状を送り合う仲にはなっており、19000件の侵略達成を目標にしていることが2010年の年賀はがきで判明。なおケロロ曰く「去年の年末会った時は『18000件の侵略を達成した』って言ってた」とのこと。
超劇場版4の同時上映である短編映画『ケロ0』では、中央大ホールで待ち合わせをしている群衆の1人としてカメオ出演している。ちなみに超マイナーなケロン人「ガミミ」も同じシーンに映っている。