概要
ウンカとは、半翅目昆虫の一部の種類に使われる名前で、狭義から順に次のものを指す。
- ウンカ科の総称。トビイロウンカやヒメトビウンカなど、稲を食害する害虫が有名。
- ハゴロモ上科のうち「ウンカ」の名が付く種類の総称。これはウンカ科の他にハネナガウンカ、マルウンカ、グンバイウンカなども含まれる。
- ハゴロモ上科の総称。これは前述した種類の他にハゴロモやスケバなども含まれる。
- 半翅目のうちカメムシ、アブラムシ、キジラミ、カイガラムシ、セミ以外の、成虫の体長が5mm程の小型種の総称。これはハゴロモ上科の他にヨコバイも含まれる。
漢字で「浮塵子」「雲霞」「雲蚊」などと表記され、軍勢・集団が大規模である様を「雲霞の如し」と表現することがある。