概要
初登場は「スーパーマリオワールド」。海外名は「Blargg」。
この時は背びれの生えた恐竜のような姿をしており、おもに洞窟などで登場。
溶岩の中から目だけを出して地上を見渡し、マリオが来ると上半身だけ出して突進してまた溶岩に潜る。
マリオの攻撃では倒すことはできないが、ヨッシーに食べさせることは可能。
米国で放映されたアニメ版では小太りな下半身も描写されている。
「ヨッシーアイランド」や「ヨッシーストーリー」でも登場。こちらの方は恐竜ではなく、丸い形をしたお化けという設定になっている。
ヨッシーが近づくと顔を出す習性は同じだが、「ヨッシーアイランド」のものはコミカルな眼球と眉毛を持つスライムのような形状で、水の中に棲む青い種類も登場した。小型のものはコウンババ、大型のものはビッグウンババ、超大型はスーパービッグウンババと呼ばれている。
一方「ヨッシーストーリー」のものはマリオシリーズのように瞼を持ち溶岩の中にしか現れないほか、全個体がスーパービッグウンババ並の巨体であり、小さな腕が生えた若干グロテスクな姿であるなど、だいぶ印象が異なる。
やはり倒す手段は無く食べる事も出来ないが、卵を当てて怯ませることは出来る。
スーパーマリオくんでは明確にクッパ軍団の一員となっており、マリオと何度も対決するも敗れている(この漫画では原作で無敵だったキャラが倒される展開は珍しくなく、特にウンババは何回も倒されている)。
また、ワリオの配下として呪いを解く剣を守っている個体(剣を抜こうとしていたであろうスーパースターを呪いで変化させたツボーンを従えていた)やドロババという泥を吐く個体も登場した。
『スーパーマリオギャラクシー2』には「ウーガン」、『NewスーパーマリオブラザーズU』には「ウーチャン」という似たような敵が登場する。
ちなみに姿が似ている「カイザードラゴン(スーパーマリオRPG)」や、名前が似ている「ドンババ(ヨッシーストーリー)」や「ゴンババ(ペーパーマリオRPG)」、「ズンババ(スーパーペーパーマリオ)」らとの関係は恐らくない。
余談ではあるがスーパーマリオ64でも登場予定だったものの3Dモデルができた時点で没になってしまったようである。