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概要編集

アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに本社を置く国営航空会社。

2003年設立、イギリスのサッカーチーム「マンチェスター・シティ」やF1の「アブダビGP」のスポンサーを務めている。


かつてはイタリアアリタリア-イタリア航空の親会社でもあった。


日本へは東京(成田)(直行便)と名古屋北京線の延長だが、コロナによる影響で一時運休中)と大阪に乗り入れている。


ザ・レジデンスbyエティハド編集

2000年代中頃まではサービス面は同じUAEのドバイをホームベースとなるエミレーツ航空の後塵を拝していたが、2014年には所有するエアバスA380の機内に1機当たり2室しか用意されていない「ザ・レジデンスbyエティハド」が導入された。専用のベッドルーム及びリビングルームとシャワールームに加えて1室につき1人のバドラーと呼ばれる執事が用意されている。同型機を運航しているシンガポール航空が導入されている「スイート」を上回るサービスを提供される様になった。


モデル運賃 アブダビ~ロンドンの場合は約2万米ドル(日本円で約250万円)程度。これは往復ではなく片道での運賃である(但しレジデンス料金は1人当たりでなく1室当たりの運賃であるが人数分の税金等は徴収される)。


日本での運用編集

日本路線には成田線にB787-9(かつてはファーストクラスも設定されたが、現在は設定されていない)で、名古屋線にはB787-10が使われている。何故名古屋だけ定員が多いB787-10が使われているのかと言うと、こちらは経由地である北京からの中国人がターゲットとしている為である(現在は中国政府によるコロナ対策の緩和で北京~アブダビ間が週4便程度で再開されているが、全線再開までは2024年上半期以降となっているものの、現在の日中関係の悪化から全線再開出来るのも微妙だが)。

また関西線は当初はA350で運行される筈だったが、名古屋線の運休の影響なのかB787-9に変更して運行されている。


このように、大型機だけで運用するエミレーツとは違い、A320やA330など小型・中型機も保有しており、採算に合わせた機体選定を行なっている。


関連項目編集

エミレーツ航空 - 同国のドバイに本社を構えるライバル会社。

アリタリア-イタリア航空 - かつての傘下でスカイチームに加入していたイタリア航空会社で、現在はITAエアウェイズとなっている。

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