あー…どちら様ですか?
監査官の方?
概要
各ゾーンに暮らす、NPCである住人達の総称。
登場する全てのエルセンの名前が「エルセン」であり、人間の男性である。
彼らが会話をする度に、「ハァ…」と男性のため息のような声が再生される。鉱山や遊園地、工場であろうが常に白いワイシャツと黒いネクタイを着用しており、サラリーマンのような風貌をしている。彼らは仕事中毒かつ非常に臆病な者が多い。遊園地にあるジェットコースターの代わりに設置された椅子に座っただけでも吐き気を催したり、異常なほど怯えてしまうほどのメンタルを持っている。
バーント(Burnt)
…す… ごく…… こわいぃ…
…たすけて
限界まで精神を病んでしまったり、ストレスを爆発させてしまったエルセンの末路の総称。
頭部が無くなり、彼らの頭部のあった箇所からは黒い液体とも黒い煙とも黒い炎とも言える何かが(決してコレでは無い)画面上に向かって噴き出し、ため息の様な声のトーンも高くなり、バッターに対して襲いかかってくる。バーントになってしまっても、MAP上での歩行グラフィックは、エルセンと同じ物が使用されている。エルセン達の発言から、バーントも亡霊の一種であるようだ。
1度バーントと化してしまうと、もう元のエルセンに戻る事が出来ず、バーントと化した彼らを「浄化」するしかない。
バーント(Burnt)
ZONE1で戦う事になるバーント。シャチハタに現れるようになった亡霊に対する恐怖や、彼らの上司かつZONE1のガーディアンであるデーダンからのパワハラで病んでしまったエルセンの成れ果て。
上記のバーントの特徴を持っており「スイング」で攻撃してくるが、彼らの脅威は控えめ。
ヴォルスング・バーント(Valzong-burnt)
ZONE2で戦う事になるバーント。平和なビスマルクの居住区に亡霊が襲撃して来た事によるパニックや、イカサマをしたのにバルーンゲームに負けた腹いせでバーントと化してしまったマナーの悪いエルセンの成れ果て。
基本的なバーントの特徴に加えて、頭部のあった部分から噴き出る黒い液体(?)に、五つの輪で構成されたアド-オンのような輪が形成されており、白かった手は黒く変色し、同じく黒く変色した爪は少し鋭利に尖っている。
頭部(?)のアドオンのような輪の重なり方が蝶の様に見えるからか、こちらにダメージと沈黙を付与する「羽虫の囁き」を使用してくる。
カルヴァリー・バーント(Calvary-burnt)
ZONE3で戦う事になるバーント。ペスパのエリア2の処理室に亡霊が現れた事を皮切りに、バーントと化してしまったエルセンの成れ果て。
ZONE3で生産されたシュガーを摂取した事で中毒症状を起こしており、マップ内でバッターを追跡し支離滅裂な発言とともに襲いかかったり、他のエルセンを殺害する程の亡霊を倒すなどの凶暴性を持っている。エリア4では白衣のエルセンに襲われる事もあるが、バトルグラフィックは白衣を着ていない者と共有されている。
ZONE1のバーントと容姿は似ているが、手は黒く巨大化し、爪はヴォルスング・バーントよりも鋭くなり、腕はワイシャツの袖を破いてしまう程に太く長く変貌している。
こちらにダメージと激怒・毒を付与する「無慈悲なる退廃」を使用してくる。複数人のカルヴァリー・バーントに襲われる事や、連戦になる場合がある為、毒によるダメージに注意しないと、バッターやアド-オンが倒されてしまう事もしばしば。
クリティック・バーント(Critic-Burnt)
(イラストの右下の右から2番目)
ZONE3で戦う事になるバーント。エリア3からエリア4をモノレールで移動している最中に、線路に立ち入ってモノレールの運行を止めてしまうエルセンの成れ果て。カルヴァリー・バーントと同じくシュガー中毒を引き起こしている。
今までのバーントとは異なり頭部が存在するが、エルセンだった頃の頭部が黒く変色し、大きく肥大化している。手も黒く変色し、更に声のトーンも低くなっている。こちらに対して攻撃をしてくる事は無いが、「???」と言う名称不明の技として「HELP」と、こちらに対して訴えてくる。当然ながら彼を救う術はないので、彼を早く楽にしてあげよう。
彼を倒しても、経験値やアイテムは手に入らず、モノレールのアナウンスでは障害物として扱われてしまっている。
なお日本語版のOFFでは彼を倒した後に移動速度が低下するバグがあり、日本語版OFFのサイトで配布されている修正パッチを使用して移動速度をリセットする必要がある。(印象的な戦闘の後に発生するバグなので、仕様と勘違いするプレイヤーが続出していた。)
パステル・バーント(Pastel-Burnt)
ZONE3で戦う事になるバーント。エリア4の小部屋に入ると白衣のエルセンが「ぼくの…あし…ひりひりする。」との台詞と共にこちらに迫り、強制的に戦闘になる悪意を持ったエルセンの成れ果て。
頭部は肉食の獣とも爬虫類とも取れる黒い怪物のモノへと変質し、ため息のような声は原型を留めない程に恐ろしく低く唸り声のようになり、カルヴァリー・バーント程では無いが、手は黒く大きく爪は鋭く尖っているなどと言った異形の姿をしている。人間の姿から大きく変わり果てても、ネクタイは忘れていない。ZONE3のエルセン達の傾向と彼の発言から、シュガーの過剰摂取で糖尿病を患っている疑惑がある。
カルヴァリー・バーントと同じく「無慈悲なる退廃」を使用してくる。また、戦闘中に怪獣の様な頭部の口の中から、エルセンだった頃の頭部に近い白い首が出現し、時折「宗主の息吹」で自己再生してしまう。彼の体力は99999もあるが、時々現れる白い首が弱点であり、体力の低い頭部を4回撃破すると彼に勝つ事が出来、ザッカリーが欲するオルゴールを入手する事が出来る。
ゲーム内では白衣の下が黒く書かれているからか、ファンアートでは、白衣の下は黒く変色した全裸で描かれていたり、黒いワイシャツの着用もしくは体液によるワイシャツの変色、もしくは他のエルセンやバーント達と同じく白いワイシャツを着ているなどの沢山の解釈で描かれている。