概要
パーフェクトエルザまたはアイドル海賊ことエルザフォルテと、その秘書騎咲レイとのカップリング。
本編での関係
エルザとレイが初めて共演した時に、エルザがレイに対してダメ出しをした事が馴れ初めである。当時、レイはシューティングスターという芸名でトップモデルをしていたが、若くしてトップに立った事で目標を見失っていた。
この時のエルザのステージに魅せられたレイは、エルザと一緒にいれば自分はもっと輝けると考えて、エルザの作ったアイドル学校ヴィーナスアークの門を叩く。
しかし、レイがそこで見たものは自分とエルザとの才能の差だった。
心を折られたレイは、エルザを追いかける事を早々に諦めてエルザのサポートに回るようになる。エルザはレイが裏方に徹する理由を薄々気づいていながらも、レイの実務能力と再起への期待からヴィーナスアークのルールを曲げてまでレイを自分の側に置き続けた。
この状況にエルザは歯がゆさを感じており、ある時レイにシューティングスターの活動再開を命じる。レイは世間的には充分成功と言える結果を出したものの、一番近くで見続けてきたエルザにとっては全盛期どころか初めて会った頃にも劣る内容であり、深く失望する。
レイはエルザを失望させた事で自棄になるが、モデル時代の友人からエルザが抱える孤独を知らされた事で、再起を決意する。
今度こそエルザの力になるために…
そんななか、エルザの母ユキエグレースフォルテがヴィーナスアークを訪れる。
そこでレイは只一人、エルザからパーフェクトにこだわっている本当の理由を告げられる。
エルザがパーフェクトでなければ自分は母から見捨てられると思い込んでいる事を知ったレイは、エルザのために残り一つとなった星のツバサを手に入れると宣言する。
レイはエルザの力になるためだけにアイドルデビューする。
新ブランド発表会にてレイは、シューティングスターのファンを前にRoyal Swordはエルザのためだけのブランドと言い放ち、エルザへの思いをぶちまける。
ステージ後、エルザはレイの余りにもやりたい放題と言える言動に呆れつつも、盟友が復活した事と、その行動が自分の力になるためという事実に感動を隠せないのだった。
しかし、レイのエルザを思っての行動が逆にエルザを追い詰める事になるとは、この時には誰も気付いていないのだった。
レイの行動もあって太陽のドレスを手に入れたエルザはヴィーナスアークの解散を宣言する。表面的には太陽のドレスを手に入れた事で用済みになったように装いながらも、本音は太陽のドレスを手に入れて非情に徹する必要が無くなった事で自分の都合でヴィーナスアークの生徒達やレイを振り回している事に耐えられなくなったが故の解散だった。
レイにとっては到底受け入れられない話であり、花園きららと共にエルザを翻意させるべく行動を開始する。
レイを振り回している事への苦悩からの行動がさらにレイを振り回した事実に迷いを見せるエルザと、エルザの剣となり盾となり一緒に輝く事を願うレイ、ふたりのすれ違いは続いていく。
関連項目
ゆめロラ:ある意味ではこの二人のそうなっていたかもしれない未来の姿