ランミア
らんみあ
ランミアとは、スマホアプリスクフェスALL_STARSに登場する鐘嵐珠とミア・テイラーのカップリング。
なお、単に同時加入した新規メンバーといった意味合いで使用される場合もあるため、ニュアンスには注意されたい。
メインストーリー第19章10話にて、虹ヶ咲学園に2人同時に転校してきた。
2人の関係にスポットライトが当てられる機会は非常に少なく、ランジュが無理矢理ミアを日本に連れてきたということだけが唯一判明している(連れてきた経緯も不明)。
第1話
2人が空港で合流するところから物語がスタートする。
なお、この際ランジュから「曲、聴いたわ。いいじゃない」と声をかけており、恐らく直接顔を合わせたのはここが初めてと思われる。
その後、同好会のミスをカバーするため急遽ライブを行うランジュ。
この際、音源を用意するため事前にミアにメッセージを送っている描写が存在する。
「ミア」
「はいはい……I gotta use this.」
ランジュのライブが終わった後、ミアは自分の曲が世に出た喜びから、携帯電話の画面を見て微笑みを浮かべた。
第2話
侑が公園でミアと出会う場面。
侑がランジュとの関係についてミアに尋ねると、ミアは自分の野望と共にそのことについて言及する。
「ボクとランジュは友達じゃない」
「彼女はボクの曲を歌いたい。ボクは彼女を通して作った曲を広めたい。ボク自身をみんなに認めさせるためにね。それだけの関係さ」
ここで互いの能力を自分のために利用し合っているビジネスライクな関係ということが明かされた。
第5話
夕暮れの教室。一人スマホを見つめるミアのもとへとランジュが訪れる。
ミアのスマホを覗き込むランジュ。繋がれたイヤホンから流れているのが侑の曲だと分かると、自然とミアのイヤホンの端を自分の耳にあてがい、共に耳を傾ける。
なお、この際ランジュは片眉を下げた珍しい表情を浮かべ、ミアを煽るような素振りを見せている。
ビジネスパートナーゆえに下手な遠慮はないらしい。
第8話
曲作りで思い悩む侑のもとへやって来るミア。
侑へのアドバイスの中で、「ランジュは最高のプレイヤーだから」と、裏方である自分たちとは対照の存在だと語る。
自分の曲を託す存在として、その実力を大いに買っていることが分かる。
第9話
突如としてランジュの帰国の知らせを受けたミアは、困惑しながらも直談判のためにランジュの元へ。
「ランジュは歌わなきゃいけないんだ。ボクのために」
楽曲提供者としてランジュを引き留めようと試みるが、当のランジュは冷めたような態度を見せる。
言い合いになるも、けんもほろろに追い返されてしまう。
「ボクの曲じゃ……あの子たちに敵わないってこと?」
「そうじゃないわ!ただ……」
「だったら、今度は絶対負けないような最高の曲を作る!」
「君には、まだ僕の曲を歌ってもらわなきゃ困るんだ」
その後、曲作りに打ち込み始め、同好会の協力も得ながら自身の全てをつぎ込んだものの、一蹴。
璃奈との語らいの後、吹っ切れたミアは自分の曲作りに着手し始める。
そして、帰国の直前。「ショウ・ランジュはそれでいいのか」という言葉と共に空港に現れるミア。
怪訝な表情を浮かべるランジュの前で、思いの丈をぶつけ始める。
「ボクはずっと思ってたよ。ショウ・ランジュほどパーフェクトなヤツはいないって。歌もパフォーマンスもプライドも努力も、嫌味なくらい全部!」
「そんなヤツが、本当の夢に手も伸ばさず諦めて帰ろうとするなんて、らしくないだろ?」
「ボクは、夢を掴むよ!」
そうしてミアは、ランジュの曲ではない、"ランジュの為の自分の曲"を披露する。
「──君は、どうする?」
ミアはランジュへと手を差し伸べ、問い掛ける。
諦めた夢にもう一度手を伸ばす者を前にして、鐘嵐珠は黙ってじっとしているようなヤツか、と。
そして、栞子の最後の一押しにより、同好会への加入を決めるランジュ。
「ボクたちはもうビジネスパートナーじゃない。これからよろしく、ライバルさん」
「ライバルでも……友達になれる?」
「今更」
「もう……うるさいわよ、ミア」
こうして2人は、晴れて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会へ加入。
ビジネスパートナーを経て、「ライバルだけど、仲間」を体現する関係となった。
テレビアニメ2期第9話において披露されたミアのソロ楽曲。
ミアの内情だけでなく、ランジュに対する想いが込められた歌でもある。
ここに歌詞を掲載することはできないが、リンク先の動画の概要欄に公式による和訳歌詞が記載されている。同様に、この曲(と、Eutopia、EMOTIONの両曲)が収録されているCDの歌詞カードにもフルバージョンの和訳が載せられている。
参照してみれば、より2人の関係について理解が深まることだろう。
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