概要
国鉄秋田鉄道管理局が余剰気味となっていたキハ58系の後期パノラミック前面窓車をベースに改造、1985年に登場した欧風気動車。利用者層として若年層を想定しており、横3人がけのリクライニングシートを装備している。車内は大改造されているが、車体は一部のドアを閉鎖した程度であり種車の面影がある。
愛称のアッキーは秋田鉄道管理局のマスコットキャラに由来している。3両全車がグリーン車となり、車両形式はキロ59系キロ59形・キロ29形の各500番台の番号が与えられた。
秋田鉄道管理局の期待に反して、古典的なデラックス指向・ビデオ・カラオケ装備など座席以外お座敷車と変わらぬ大口団体用の設備しか備えなかったため、結果年配者の利用が多かった。1997年に老朽化のため廃車となった。