概要
イラウンスゲとも呼ばれるフランスのバスク地方に伝わるドラゴンの一種。
元々はドラゴンというよりも蛇に近い姿として伝わっていたが、伝承化されるにつれて現在のドラゴンとしての容姿に固定化したとされている。
バスク地方の自治体「アラサーテ」のサンタ・バルバラ山に棲んでいるといわれており、このドラゴンにまつわる説話の内、「7つの頭を持つエレンスゲ」の龍退治伝説が最も有名で、エレンスゲを退治した証拠として7つの頭から引き抜いたという7枚の舌が伝わっている。
また凶暴な性格をしている一方で、卵を額で割ると簡単に死んでしまうという話も存在している。