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概要

シャルルマーニュ十二勇士に数えられる英雄の一人。デンマークでは「ホルガー・ダンスク」の名で呼ばれる。

武器は切っ先の掛けた聖剣『コルタン』。(以前は円卓の騎士トリスタンの聖剣であったと言う。)

若い時にカール大帝に人質として預けられ、監禁先で子供を儲けた。その後、父のカール大帝への不遜からオジェを絞首刑に処すと決めた矢先に、異教徒の侵略が入り、それどころでは無くなったので、カール大帝にイタリアに連行され、元服していなかった彼は武装していなかった為に観戦する事に。しかし、旗手の敵前逃亡を目の当たりにした彼は旗手隊から武装を奪い取って奮戦した事で佩刀の叙勲を賜った。

その後の異教徒との戦いでは武勲を上げてコルタンと額に白点がある黒馬『ブロワフォール』を手に入れた。

ある日、彼の息子と王子がチェスで対局した際に王子が負けた腹いせから、将棋盤でオジェの息子の頭をかち割った事に激怒し、棒切れを振り回して王子を脅かした。王は金銭で解決しようと試みるも、オジェが納得しなかったので国外追放する羽目に。

オジェはフランス軍へ反乱を試みるも、捕らえられて、テュルパン大司教の監視の下、7年間監禁された。

そして、フランスはアフリカ軍の襲撃を受けた事で、オジェ復帰の声が高まり、カール大帝も渋々了承。

ブロフォワールと再会し、戦闘準備も整ったのだが、あの時の恨みを忘れるオジェではなく、王子の命を差し出さなければ出陣しないと条件を出した。いざコルタンで王子の首を撥ねようとしたすんでの所で天使が止めた事により、事なきを得た。

また、アーサー王伝説とも関わりを持っており、アヴァロンへ辿り着いたとも、キャスパリーグと戦ったとも伝えられる。

余談

  • スペードのジャックのモデルとされる。
  • デンマークでは国民的英雄とされ、有事の際には蘇るとも。

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オジェ・ル・ダノワ
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