演:辻大介
吹替:岩崎了
概要
『CoD:MWII』のPS4/PS5のデジタル版予約特典でプレイステーションの1年時限独占要素の一環として配布されていたKortac所属の日本人オペレーター。
現代装備を着用しつつも、侍の甲冑があしらわれた所謂勘違い日本的な外見が特徴。
ローニンの登場に先駆けて青い柄でハバキ下と刃区の間に「努力」の文字が刻まれたDUAL KODACHISを装備しているが、実はこれは前作で販売されていた「Mara: Kawaii Cat Bundle」に収録されていたAomiという設計図の流用である。
これは設計図としてはMWIIには登場しておらず、設定上はオニが家から持ち出した護身用の神聖な刀であり、とどめの一撃でのみ使用するシグネチャーな物となっている。(別の小太刀を持っていてもこちらに切り替わる)それ以外のスキンでも別の小太刀を一本だけ背負っている場合もある。
なお、これらは何故か鞘に入れられておらず、刀身が剥き出しの状態で背中に携帯している。
1シーズンごとにPS限定の無料配布で新スキンと武器設計図が配信されている。
原語音声では「Thanks 友よ」や「悪魔 came for me」といった感じで一部の台詞に日本語が混じっており、とどめの一撃の決め台詞では「取るに足らないな!」「悪は滅せられた。」等とガッツリ日本語を話す。
英語音声日本語字幕でプレイすると日本語の台詞にもかかわらず所々全く違う訳になっている。
本名は渡辺広(ワタナベ・ヒロ)。元々は武家であったものの苦境によって犯罪を余儀なくされたヤクザの一族の生まれであったが、ある日祖父に元々は高貴なサムライの家系であることを告げられたことと犯罪の道を歩みたくなかったことから一族から離反、身分証を偽造して自衛隊に入った。
本人自身の成績も優秀で、その後特殊作戦群の上官の目に留まり多国籍軍のエリート特殊部隊員として国外で戦っていた。その後外敵よりも日本の犯罪と戦うことを選び警視庁特殊急襲部隊に入隊するも、父親が自身の権力を使って彼をSATから強制的に除隊させてしまったが為に傭兵になることを余儀なくされ、PMCであるKorTacグループと契約するに至った。
シーズン5で配布された「エクリプス」スキンではシャドウカンパニーの部隊章が貼られている為、何らかの関係がある模様。
余談
- プレイステーションの時限キャラであるためか、演者はPS版のみが発売されている『Ghost of Tsushima』の境井仁役で有名な辻大介氏が起用されており、プレイステーションのイメージカラーである青色が基調となっている。
- XBOX/PC版では長い間台詞の音声と字幕は流れるものの、スキンはKortacのデフォルト兵士として表示されていたが、2023年10月18日のアップデートで表示されるようになり、後に1100CODポイントでデフォルトスキンが販売された。また、それ以外のスキンも11月8日以降順次2400CODポイントで発売される模様。
- 勘違い日本的なキャラクターであることでリアルな現代戦とは雰囲気が逸れているため、日本では不評の声もあるが、海外ではゴースト・オブ・ツシマ人気のお陰もあってかかなり好評である。もっとも、「リアルな現代戦とは雰囲気が逸れているスキン」というのはCoDにおける課金スキンでは珍しくないものであるほか、仮に現実の特殊作戦群に準拠した装備にまとめた場合そもそもMil-Simと変わらない代物になり、キャラクター性が不要になってしまう。そのため「勘違い日本」様式にまとめるのはやむを得なかったであろう。
- 辻大介氏は過去にCoD:BO4の日本人オペレーターであるリーコンことキムラ・カツミも演じている。
- CoD:MWIIIで、二人目の自衛隊出身オペレーター「ジェット」が登場した。