概要
制御機器・FAシステム事業、電子部品事業、車載電装部品事業、社会システム事業、健康医療機器・サービス事業の主要5事業を、一部分社化を含め、カンパニー制で展開。
世界で初めて無接点近接スイッチを開発したが、一般的には健康医療機器(特に家庭用電子血圧計)、自動改札機、ATM、液晶テレビのバックライトを製造している。健太郎と言う名前の医療機器の開発もしている。
障がい者の雇用も熱心で「世に身障害者(児)はあっても仕事に障害はありえない」を信念に活動していた社会福祉法人「太陽の家」創始者の中村裕医師と、「企業は社会の公器である」というオムロン創業者の立石一真の理念が合致し、1972年2月に日本初の福祉工場である「オムロン太陽株式会社」を設立。
この話は三枝義浩の漫画『太陽の仲間たちよ』やNHKのドラマ「太陽を愛したひと~1964あの日のパラリンピック~」で取り上げられている。
歴史
1930年、創業者・立石一真が京都市下京区で「彩光社」を設立。
1933年、大阪市都島区東野田に「立石電機製作所」を創業、レントゲン撮影用タイマの製造を開始。(公式には創業年月日を昭和8年5月10日としている)
その後2回工場を移転し1948年(昭和23年)5月19日、株式会社に改組し「立石電機株式会社」に商号変更。
1959年1月、商標を「OMRON」と制定する。これは本社を置いていた京都市右京区花園の通称「御室」(おむろ)からとった。
1990年1月、「オムロン株式会社」に社名変更。
関連タグ
フリュー・・・かつての子会社『オムロンエンタテインメント』の現社名。