概要
オヤスミマンとはユニ・チャームから発売されている夜のおねしょ用の紙おむつである。
男の子用と女の子用の2種類存在しそれぞれ絵柄が異なっている。
1990年代に発売が開始され、当初は男女共用で絵柄も無い無地の紙おむつだった。
歴史
1990年代当初は男女共用で絵柄も無い無地の紙おむつだった。CM広告では、おむつではない新しいパンツとして商品展開を行っていた。
1999年に、ディズニーのくまのプーさんのデザインが採用され、2003年頃まで続いた。この時もまだ男女共用である。
2004年以降、男の子用と女の子用の2種類に分かれるようになり、当時展開していた「ムーニーマンキュートガール・アクティブボーイ」にならい、男の子用はトイ・ストーリー柄、女の子用はディズニープリンセス柄がデザインとして採用された。
2006年に期間限定でおしゃれキャットのマリーちゃん柄とカーズ柄が採用され、その後男の子用の方はトイ・ストーリー柄を廃止しカーズ柄が続投されるようになった。女の子用の方は再びディズニープリンセス柄に戻ることとなった。
2019年に今まで続いたディズニーデザインの歴史に幕を閉じ、オリジナルデザインに変わった。男の子用はのりもの柄や恐竜柄、女の子用はお姫様柄やねこさん柄となっている。また、今まで男女共々白色だったおむつが、男の子用はブルー、女の子用はピンクになり、股部分の吸収帯のデザインも2種類になった。
おむつの絵柄がとても可愛らしくなっており、たとえ男の子用でも、女の子が履いても違和感がないくらいかわいらしいものとなっている。
製品の種類
- Lサイズ
主に入園前の子どもから幼稚園児向けのサイズのおむつ。
- ビッグより大きいサイズ
主に幼稚園児から小学校低学年向けのサイズのおむつ。
- スーパーBIGサイズ
コマーシャル(CM)
基本的にCMは、男の子のみが出演している。(2002年のみ男の子verと女の子verの両方が放映されていた。)
構成としては、「おむつは嫌だけどおねしょをしてしまう→オヤスミマンを履く→起床し布団が濡れてなくて喜ぶ」という流れであったが、今は規制がかなり厳しくなった影響により「オヤスミマンの吸収力の説明→起床し布団が濡れてなくて喜ぶ」という流れに変更されている。
また、発売当初〜2000年代までは幼稚園年長〜小学校低学年くらいの年齢の子役が起用され、実際にオヤスミマンを履くシーンがあるが、現在は入園前の赤ちゃんくらいの子役が起用され、オヤスミマンを履くシーンは一切ない。(これも規制が厳しくなった影響かと思われる。)