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オールドルーキー

おーるどるーきー

オールドルーキーは、2つの意味がある。本記事では、2022年7月~9月にTBSの日曜劇場枠で放送されたTVドラマについて解説する。
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曖昧さ回避

1.「比較的遅めにデビューした人」「一般的な年齢よりも高齢の段階で入った新人」のこと。プロ野球・プロサッカーなどプロスポーツにおいて良く用いられる表現。例えばプロ野球の場合、ドラフト会議にて30歳超えで球団へ入団するケースもある。


2.TBS系列局で2022年7月~9月に日曜劇場枠で放送されたドラマ。本項では、こちらを解説


概要

2022年7月~9月にTBS日曜劇場枠で放送されたドラマ。

サッカーのスキルや知識しか持っていなかった元プロサッカー選手が、引退後の道(セカンドキャリア)を模索していた中で出会ったスポーツマネジメント会社で現役アスリートの代理人やマネジメントを行いつつ、自分を献身的に支える妻や自分のことを誇りに思ってくれた娘たちのために、困難に立ち向かいながらも乗り越えようと奮闘していく姿を描く。

脚本は、『ガリレオシリーズ』やNHK大河ドラマ龍馬伝』、連続テレビ小説まんぷく』を担当した福田靖。主演は、綾野剛

主題歌は、KingGnuの『雨燦々』。


主な登場人物

新町家

現役引退後の道を模索する元プロサッカー選手。

福岡県久留米市出身。2003年にJ1・鹿島アントラーズに入団し新人王を獲得。2009年、サッカー日本代表に選出、スーパーサブとして4試合に出場。2020年にJ2・東京ヴェルディに移籍、2022年にJ3・ジェンマ八王子に移籍するがチームの解散で移籍先が見つからずアスリートを引退する。

5歳の頃からサッカー一筋だったため、それ以外の部分にかなり疎く、妻の果奈子からも「世間知らず」と言われるほど。引退後は様々な就職先を探すものの、パソコンやコピー機すらまともに使えず尽く解雇されてしまう。また、亮太郎自身も自分がサッカー以外のことが何も出来ないことは充分自覚していたため、引退を突きつけられて暫くは現実を受け入れることが出来ず、ビクトリーに契約社員として入社した後も娘たちの自分への態度の影響から精神的に追い詰められるが、Jリーグの加入テストに落選後、妻の果奈子がビクトリーに依頼して実現した引退試合を通じ、アスリートとして完全燃焼したと気持ちに区切りをつけ、引退を受け入れる。

その後、社長の指示に反してもアスリートファーストを貫き、フェンシングの三咲麻有のサポートに徹した結果、CM契約を結ぶ業績を上げたことから正社員に昇格する。

しかし、新町の後輩である伊垣尚人の海外移籍を巡って社長と対立し、対立の末ビクトリーを退社。

その後、独自の方法で伊垣の海外移籍を成功させたため、社長が新町のひたむきさと信念に心打たれ、ビクトリーに復帰した。


亮太郎の妻。元アナウンサーで現在は専業主婦。献身的に夫を支え、叱咤激励する…というよりキツい言葉でアドバイスするなど亮太郎を尻に敷くほどの逞しい奥さん。ちなみに、ビクトリーの社長・高柳は果奈子が亮太郎と結婚する前、つまり女子アナ時代からの古参ファン。


亮太郎の長女。自慢の父・亮太郎が現役引退したことを受け入れることができず、良好だった亮太郎との親子関係を拗らせる。だが、5話の新町の引退試合がきっかけで、また仲良くなる。


  • 新町明紗(演:泉谷星奈)

亮太郎の次女。幼いため亮太郎が現役引退したことを理解できていないが、姉・泉実が亮太郎と不仲になったことを悲しんでいる。


果奈子の妹であり、グルメライター。

姉と一緒に仕事することもあり、姉妹仲は良好。姉の娘(姪っ子)二人とも親密で、よく一緒に遊んでいる。亮太郎の引退試合で見かけたビクトリーの城に一目惚れし、亮太郎に彼を紹介するようお願いする。その後、何度かデートに行っている模様。


ビクトリー

亮太郎が勤務することになるスポーツマネジメント会社。企業理念は「すべてのアスリートにリスペクトを」


入社5年目の若手社員で優秀なキャリアウーマン。亮太郎の教育係。

担当するアスリートへの思い入れが強く、競技データなどを熟知するも、自身がアスリート出身でないことから説得力を持って意見できないことを気にしていたが、勇気を出してマラソンランナーの秀島に意見したことでマネージャーとして成長する。

元々は女子アナ志望で、プロ野球選手やJリーガーとの結婚を夢見ており、アスリートとの出会いを期待しビクトリーに入社している。

新町がクビになったことで、社長に反発して会社を辞めたものの、復職している。


高学歴の若手社員。根っからのサッカー少年で、初めて見た日本代表の試合でゴールを決めた亮太郎のファンだった。しかし、ジェンマ八王子が解散するまで現役選手だったことは知らず、彼が現役選手を続けてJ1に戻る姿勢に対しては否定的な反応だった。亮太郎がビクトリーに入社した際には歓迎する。

新町がクビになったことで、社長に反発して会社を辞めたものの、復職している。


ビクトリーの社長秘書。基本は中立派だが、社員たちの姿勢に感化され、時々社長に対して態度の軟化を助言することもある。


自他ともに認める、会社のエース社員。8年後輩の塔子をライバル視している。

前職は布団の訪問販売でトップセールスを誇っていたが、ブラック企業だったために退職している。

家族に姉の百合子と、その娘で車いす生活を送る姪・桜がいる。

基本的に自分がトラブルに巻き込まれることを良しとせず、そういった面倒事は避けるタイプだが、結局嫌々ながらも亮太郎たちに協力するなどツンデレな一面が見え隠れしている。


最年長の社員。元野球選手で、チームを解雇された際に声を掛けてくれた高柳に恩義を感じ、彼に一生付いて行こうと心に誓っている。亮太郎には基本的に優しく接しており、彼が無理に何かを押し通そうとする際にもマイナス面を優しく説明し、諭している。


社長。広告代理店出身でビクトリーを起業した創業者。

当初、高校の先輩・後輩の縁故でブンデスリーガーの矢崎十志也とマネージメント契約を結んでもらえるかもしれないという思惑から、亮太郎を「ワンポイントリリーフ」と考え契約社員で雇用し、用件が済めば雑務に回すことを考えていたが、彼が矢崎に寄り添い、親身になってサポートする様子を目の当たりにし、塔子からの後押しもあり、アスリートのサポート担当業務に引き続き起用する。

利益優先のためか、部下に対しては基本的に冷徹に接しているが、亮太郎の妻・果奈子の大ファンで、半ば恫喝に近い形で果奈子を会社に招待するよう亮太郎に懇願し、自身とのツーショット写真を強請るミーハーな一面もある。なお、葛飾によると「若い頃は新町くんのようなアスリートを誰よりも優先する熱い男だった。」らしい。

伊垣尚人の海外移籍を巡って会社の利益よりもアスリートへのリスペクトを優先する亮太郎と一時的に対立し、彼をクビにする。そのせいで深沢と城が彼について行く形で退社してしまったものの、利益優先の姿勢を頑なに崩そうとはしなかった。しかし、3人が自分たちで伊垣を海外移籍に持ち込んだことで「すべてのアスリートにリスペクトを」というかつての精神を思い出し、3人をビクトリーに復帰させた。


余談


  • 本作品ではスポーツの魅力などをリアルに伝えるために、MLBのシカゴ・カブスに移籍した鈴木誠也選手をはじめ多くの有名アスリート達からの話を聞いた上で今作に反映させていくという。

  • 本作品のサッカー監修は元日本代表の大久保嘉人選手が務めており、サッカー経験が全くない綾野にマンツーマンでゼロから指導を行っている。また、サッカーシーンの撮影日は現場まで赴き、撮影スタッフと共に一切の妥協なくプロの目線からモニターをチェックしているという。

  • 本作では、Jリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)と公益財団法人日本サッカー協会が製作協力として関わっており、元サッカー日本代表選手をはじめ、随所に実在の現役・元のスポーツ選手が実名・本人役でカメオ出演している。

関連タグ

日曜劇場 TBS

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