概要
ナメック星に住んでいたカエル。後ろに伸びた角と赤い目、浅葱色に似た体色が特徴。
地球のカエルと同じように鳴く。
活躍(?)
- 漫画版
フリーザ編で初登場。他人と体入れ替える能力を持つギニューと孫悟空が闘っていたが、追い詰められたギニューはベジータと入れ替わろうとする。ポーズを取り『チェンジ』と叫んだ瞬間悟空はたまたま近くにいたカエルをギニューとベジータの間に向かって投げつけた。その結果ギニューの目論みは達成されず、カエルと入れ替わってしまった。入れ替えられたカエルはギニューの姿で四つん這いになり気にしない様子で「ゲコゲコ」と鳴きながら跳ねて行ってしまった。その後ドラゴンボールの願いによって悟空とフリーザ以外のナメック星にいる生物は地球に転送された為、カエルも地球に送られたと考えられる。今もギニューの姿のカエルがその辺を彷徨いているのかもしれない。
- アニメ版
ドラゴンボールZではアニオリエピソードでカエル姿のギニューのその後が描かれた。ギニューはブルマと出会い、次第に仲良くなっていった。だが、それは他の体と入れ替わる為の演技。ブルマに通訳機をつけられた途端、『チェンジ』と叫びブルマと入れ替わってしまった。ブルマは動揺しており、通訳機も取り外されてしまった。ブルマの姿になったギニューはバイクで移動するが、カエル姿のブルマが顔に付いたことで悟飯達がいる場所に不時着した。ギニューはピッコロと入れ替わろうとするが、悟飯に阻止され、またカエルを投げ込まれてしまう。ブルマは元の姿に戻り、ギニューはまたカエルの姿になってしまった。その後、ナメック星が崩壊していく中でポルンガによって地球へと転送され生きていくことになった。後に魔人ブウに地球を破壊されて殺された筈なのに何気に生き返っている。極悪人のはずなのだが…。カエルとして暮らすうちにベジータ同様に改心でもしていたのだろうか?(その割には超では昔通りの悪人のままだったのだが)。
ドラゴンボール超では復活のF編でカエルになったギニューが再登場。メスのカエルに追いかけられたりと大変な暮らしをしていた。タゴマの近くに行き、地面に『チェンジ』と書いた。タゴマがそれを読み上げると入れ替わりが発動し、タゴマの体を経て遂にカエルの体から脱することが出来た。だが、その後にベジータによって殺されてしまった為、入れ替わらなかった方が長く生きられたのかもしれない。また、勝手に体を入れ替えられた挙げ句、元の姿に戻れなくなったタゴマが(ギニュー同様に悪人とはいえ)ただただ不憫である。
尚、映画版と漫画版ではタゴマはフリーザに処刑された為、ギニューと入れ替わることはない。