概要
カルロス・アントニオ・ポンセ・ディアス(Carlos Antonio Ponce Diaz , 1959年2月7日 - )。
口ひげを生やしており、その容姿が当時人気だったゲームソフト『スーパーマリオブラザーズ』のマリオに似ていたため、「マリオ」、あるいは「ポンちゃん」と呼ばれた。
1982年にミルウォーキー・ブルワーズと契約。1985年8月14日にメジャーデビューした。
来日した1986年に横浜大洋ホエールズ入団。同年、打率.322、27本塁打、105打点、18盗塁と素晴らしい活躍を見せたが、阪神タイガースのランディ・バースが前年に続いて三冠王となったため、無冠に終わった。
1987年は打率.323、35本塁打、98打点とこれまた大活躍し、念願の打点王を獲得。ベストナインにも選ばれた。
1988年はオールスターゲームに出場。シーズン33本塁打、102打点で、初となる本塁打王のタイトルを獲得。並びに2年連続で打点王、ベストナインに選ばれた。
また、この年に加入したシュアな打撃のジム・パチョレックとのクリーンアップは「PP砲」とも呼ばれた。
1989年は主に動体視力の低下(遠視の悪化)から三振が急増した為、シーズン途中から眼鏡をかけて出場する様になる。
翌1990年は二軍生活が長くなり、同年限りで退団。
引退後
引退後はマイナーリーグのコーチやフロリダ・マーリンズのスカウト、アメリカ合衆国フロリダ州で大型トラック運転手や少年野球スクールの主催などを行っていた