カンザシバト
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かんざしばと
南太平洋のソロモン諸島北部に生息していたハト。遅くとも1940年代後半くらいには絶滅したとみられる。
後頭部に飾り羽根を持つファンキーな鳥。
近縁のカンムリバト(インドネシア在住)は絶滅危惧種の手前くらいの状態になりながらも生存しているが、このカンザシバトは1904年に標本が1体採取されたのみで以降は特に情報がないという。だが現地の人の証言によれば「第2次世界大戦の頃までは見かけたけどその後猫が来たからそれで滅んだんじゃないかね?」とのこと。
マトモな調査ができていないため不明な点も少なくないが、おもに地上で暮らしたようだ。
ミヤコショウビン・オガサワラハシブトゴイ→標本が1体だけで後は目撃情報がないという点ではそっくり
スチーブンイワサザイ→猫が滅ぼした鳥
ハト科絶滅種たち
モーリシャスルリバト→亜種のレユニオンルリバト、ロドリゲスルリバトも絶滅。ちなみにモーリシャス島、レユニオン島、ロドリゲス島はドードー鳥の生息地と同じ。
これらの島には他にもモーリシャスインコ、ロドリゲスムクドリ、ロドリゲスクイナ、カンムリムクドリ(レユニオン島在住)などいろいろいたが、いずれも滅んだ。
なおルリバト類には他にコモロルリバト、マダガスカルルリバト、セーシェルルリバトがおり、彼らは現在も生きている。
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