概要
1985年、トレイシー・ガンズ(ギター)率いる「L.A.ガンズ」とアクセル・ローズ(ボーカル)率いる「ハリウッド・ローゼズ」が合体し結成される。
しかしすぐにトレイシーらは脱退し再び「L.A.ガンズ」として活動、残ったアクセルとイジー・ストラドリン(リズムギター)はスラッシュ(リードギター)、ダフ・マッケイガン(ベース)、スティーヴン・アドラー(ドラムス)を勧誘し、1986年のデビューとなる。
1990年にスティーヴンが薬物中毒により解雇され、マット・ソーラムが後任として加入。またキーボード担当としてディジー・リードも加入。
1991年、イジーが一身上の都合で脱退。ただアクセルとの関係はそれほど悪くなっていない。後任はギルビー・クラーク。
1994年、リズムギターがポール・トバイアスに交代。
1995年にスラッシュがアクセルとディジーを除いたメンバーでアルバムを発表したことを機にアクセルとの仲が険悪となり、1996年にスラッシュは脱退。
1997年、ロビン・フィンクがスラッシュの後任として加入。マットも解雇され、後任はジョシュ・フリースに。
1998年、ダフも脱退しオリジナルメンバーはアクセルのみに。後任はトミー・スティンソン。またクリス・ピットマンも加入し、ツインキーボード体制となる。
1999年、ロビンが一時的に脱退。
2000年、リードギターが復帰したロビンとバケットヘッドの2人体制になり、ドラムスがブライアン・マンティアに交代。
2002年、リズムギターがリチャード・フォータスに交代。
2004年、バケットヘッドが一身上の都合により脱退。一方スラッシュ、ダフ、マットの元メンバー3人が元デイヴ・ナヴァロバンドのギタリストのデイヴ・クシュナー、元ストーン・テンプル・パイロッツのボーカルのスコット・ウェイランドとヴェルヴェット・リヴォルヴァーを結成する。しかし2008年にスコットが脱退し、代わりのボーカルが見つからず現在も活動休止中となっている。
2006年、ロン・サールがリードギターとして加入。ドラムスがフランク・フェラーに交代。
2008年、ロビンが再脱退。アルバム「Chinese Democracy」のレコーディングにはバケットヘッドを呼んだ。
2009年、DJアシュバがリードギターとして加入。
2012年にロックの殿堂入りとなるが、アクセル、イジー、ディジーは欠席し、スラッシュ、ダフ、スティーヴン、マット、ギルビーの元メンバー5人とアルター・ブリッジのボーカルのマイルズ・ケネディによって「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」「ミスター・ブラウンストーン」「パラダイス・シティ」の3曲を披露した。
2014年、トミーが昔のバンドの再結成に参加するため一時離脱し、ダフが代役を務める。
2016年、修復不可能と思われたアクセルとスラッシュが和解し、コーチェラ・フェスティバル2016にダフ、ディジー、トミー、クリス、ブライアン、リチャードとの8人体制で出演する。
このようにメンバーの入れ替えが激しく、スラッシュやダフが曲の利権や印税の問題で数回アクセルを訴えている一方、アクセルも「勝手にレコードを発売した」とレコード会社と訴えるなど、トラブル続きながらもバンドは継続している。
関連タグ
表記ゆれ:ガンズ・アンド・ローゼズ、ガンズアンドローゼス、ガンズ&ローゼズ
「アンド」は記号ではなくカタカナが適切。また最後は「ス」ではなく「ズ」と発音する。