概要
シバ・ツカサが使用する改造ガンプラ。
ベース機はガンダムアストレイレッドフレーム。GPD全盛期から500戦以上ものバトルを重ねてその都度修理・改造を繰り返し、この姿となった。
そのため左右非対称になっており、全体的なシルエットはゴールドフレーム天を彷彿とさせつつも、各部の装甲はロードアストレイに近いデザインも加えられ、クリアパーツに覆われた後頭部の中にはミラージュフレームのグラディエーターモードのような高感度センサーユニットも搭載されている。
更には本機を扱うファイターの能力を強制的に引き上げるナイトロシステムも搭載。
流石に劇中の通りにパイロットを強化人間化するという現実離れしたものではなく、フィールドの空間解析情報をファイターにフィードバックして反応時間の短縮を促す擬似的な機能にとどまっている。
発動時は機体から紫の炎が上がり、側頭部から伸びる大型アンテナが前方から後方へと回転し、手足の黄色いラインが発光する。
今までオープニングでもそれらしいシルエットがあったのだが、ミカミ・リクとのGPDで遂に初登場。ガンダムダブルオーダイバーエースを圧倒したが徐々に差を縮められ、最終的には相打ちに近い形でGNビームサーベルに胴体から頭部までを貫かれて逆転敗北した。
武装
ノーネイムユニット
バックパック右側のアームに接続されている複合可変装備。
表面にはGPD必須スキルである耐ビームコーティングが施されており、高い耐久性を誇る。
中央部の本体ユニットと2種4基のマント状ユニットで構成され、状況に応じて様々な形態に変形することができ、通常時は防御形態の「Dエクステンション」で右肩を覆っている。
大型のマント状ユニットの砲身を展開することで遠距離射撃形態「Bスマートガン」となり、砲身の可動機構を利用してアームドアーマーVNを彷彿とさせる大型のクローとしても使用可能。
ナイトロシステム発動時にはバックパック中央に移動し、翼状に展開する「Xコネクト」となり、
更に各マント状ユニットは「ブレイドドラグーン」として分離し、オールレンジ攻撃を可能とする。
アルファベットの頭文字から各武装の特性はガンダムUCのアームドアーマーを参考にしていると思われる。
Dエクステンション→アームドアーマーDE
Bスマートガン→アームドアーマーBS
Xコネクト→アームドアーマーXC
ちなみに、原典のアームドアーマーXCにもナイトロの技術が用いられている。
ガントレットセイバー
右前腕部を覆う大型のビームドライブデバイス。
高出力のビームサーベルを出力する他、ノーネイムユニットの「Bスマートガン」モードと組み合わせることで強力な砲撃が可能となる。
ビームサーベル
バックパック左側のアームに懸架されている。
原典機のものとは異なり、グリップデバイスは二つ折りの大型モデル。
超大型ヒートサーベル
ドム系の機体用に試作された巨大剣。
フィールド内にあったものを一時的に使用した。
立体物
1/144シリーズにラインナップされることが決定。 装備しているノーネイムライフルもオプションセットとして単体で販売されることが決定した。
関連タグ
ロードアストレイ:本機のデザインに多くの影響を与えている。
ロードアストレイダブルリベイク:本機の後継機と思われるツカサの新しいガンプラ。コウイチと一緒に戦う。
戦国アストレイ頑駄無:同じアストレイモチーフのガンプラ。
ウイングガンダムフェニーチェ:左右非対称仲間。こちらも同じく、戦闘を重ねて近代化改修を施されている。
バンシィ バンシィ・ノルン:ノーネイムライフルの形態のモチーフにアームドアーマーが使われている。
ガンダムデルタカイ:ナイトロシステムを搭載しているベース機
ガンダム・シュバルゼッテ:大剣をノーネイムユニットの用に可変させて戦う機体。