概要
GUNDAM_THE_RIDEが営業を終了した後の2007年7月21日に開業した『機動戦士ガンダム』のミッションクリア型アトラクション。
舞台は一年戦争の最中、地球連邦軍に占領された後のコンペイトウ(ソロモン)内部の格納庫でガンダム(横たわった実物大)にマグネットコーティングを施す技術チームの一員として各所に散らばったデータを集めることが求められる。
参加者にはVQディバイダーと言う携帯情報端末が渡される。これをアトラクション各所に設置されている発光ポイントにかざすことによって、ガンダムのデータを集めるという内容。発光ポイントは2色あり、赤色はガンダムの輪郭、青色は集めた輪郭に色を付けるポイントとなっている。ポイントはその多くが障害物の隙間や足元など見つけにくい場所にあり、またすでに収集したデータが全て消えてしまうエラーポイント(いわゆるハズレ)も混じっている。
真っ先に制限時間内に全てのデータを収集できた参加者1名のみが、実物大ガンダムのコックピットに乗り込むことが可能。それ以外の参加者は、ガンダム発進のために格納庫から避難することとなる。どちらのコースでもサンライズの制作した映像が見られるが、それぞれ内容は異なっており、コクピット内の方は「スペシャル映像」とされている。
何気にお台場などで見られるようになった実物大ガンダムが出来る前に実物大ガンダムが存在したのである。
リアル宝探し ガンダムクライシス2
2013年7月27日に一部内容を一新してリニューアルしたもの。内容はマグネットコーティングを施すミッションの30分前で地球連邦軍新設部隊『第229モビルスーツ部隊』の選抜試験としてリニューアルしまた、本アトラクションではスマートフォンなどの携帯電話との連動を行っており、アトラクション内に貼られたIDを専用携帯サイトで入力するとポイントが獲得できる(一部、ポイントを失ってしまうトラップIDがある)。なお、ゲームが開始される前に予めサイトで登録が必要となる。そのため、前作での専用端末を用いたミッションは廃止された。ポイント獲得数に応じて『パイロット候補生』から『大隊長』までの役職が与えられ、終了後に辞令書がスタッフから交付される。
同年12月1日を以って終了してしまった。
ストーリー
宇宙要塞コンペイトウではモスク・ハン博士たち技術チームがアムロの反応速度に付いていけなくなり始めたガンダムにマグネットコーティングを施す作業を開始しようとしていた。
だがそこに運悪くジオン軍が襲撃をかけてきた。技術チームは急いでガンダムにマグネットコーティングを施そうとする。
登場人物
マグネットコーティングを施す技術チームのリーダー。
『機動戦士Zガンダム』に登場するキャラで一年戦争時代の頃はモスクの部下だった事が今作で判明している。
マグネットコーティングの研究に携わった。実戦を経験するうちに銃座担当から情報解析やMSのメンテナンス技術に至るまで、ノウハウを吸収していき、戦後はアナハイム・エレクトロニクスと繋がりを持っていく事に。
登場メカ
- ボールG型
ボールの作業用タイプ。キャノン砲に代わって巨大なクレーンアームを装備、作業用アームにはサブアームが増設されるなど、より作業用としての性能を高めた機体。
濃淡ブルー・グレーを基調に塗装された機体が、コンペイトウを襲撃したが最後はマグネットコーティングを施されたガンダムに倒される。
関連タグ
GUNDAM_THE_RIDE:前のアトラクション。同じくZガンダム登場キャラの過去の姿が描かれる。