CV:山寺宏一
概要
主人公。惑星ビレテジオン出身の宇宙警察官。本名はジオラ。外見はフリーザカラーのナメック星人といった感じ。
普段は地球人の警察官チャパットとして暮らしているが、ひとたび事件が起これば「貯金戦士キャッシュマン」として活動する正義のヒーロー(料金制)。戦闘力は高く、マシンガンなどの近代兵器で武装した地球人であれば素手でも余裕で沈静化することが出来、道路に素手で地割れを作る怪力、岩山をも砕く爆撃でほぼ損傷のない防御力、銃弾やミサイルを余裕で見切るスピードと鳥山作品主人公らしい異常なまでの強さを誇る。
故郷へ帰るために必要な1700万もの大金を稼ぐため日々悪党退治に勤しんでいるが、舞台であるスロープタウンがそもそも犯罪者が少なく、尚且、基本料金も5000~10000円(足元を見て多く見積もっても20万円)ほどしか設定していないため、日々の稼ぎは微々たるものであり、その道程はかなり険しい。
性格は警察官らしく正義感は強いが堅物で傲慢なところがあり、「間抜け面」「気持ち悪い毛」などと地球人を見下している節がみられる。チャパットと融合したことで彼の記憶や知識を共有し、辻褄を合わせてなんとか周囲に溶け込もうと努力しているものの、元々ズボラで遊び人気質だったチャパットとしての暮らしに馴染めず苦心している。また、正義感の強さから不正な手段で金を手に入れることは考えておらず、リメイク版ではビリーから「それだけ力があれば銀行強盗や宝石店を襲撃でもすれば手っ取り早いんじゃ?」とツッコまれたが「警察官だから、落ちぶれても盗みなど出来るか」と叱責している。
因みに、チャパットとキャッシュマンとの姿を切り替える際に所謂「変身ヒーロー」らしい掛け声を発するが、キャッシュマン(本来の姿)になる際は「ショータイ!」、チャパット(地球人)になる際は「ヘンシン!」となっている。それぞれ漢字で書くと「正体」「変身」か。
チャパット
スロープタウンの警察官の青年。ヤムチャではない。
物語の冒頭で、地球へ不時着したジオラの宇宙船に撥ねられて死亡。その後、ジオラに融合されてその体を奪われる。生前は女にだらしない上に仕事にも不真面目で、調書すらまともに書けないダメ警官であったらしく、リメイク版では母親にまで金をせびっていたらしい。
短編版では最終話にて蘇生しており、ジオラに撥ねられたことや体を使われていたことなど一切覚えていない様子だった。