概要
CV:堀秀行
経歴
「ファーストコーディネイター」ジョージ・グレンの暗殺後、彼の支持団体であった「ジョージ・グレン友の会」によって極秘裏に脳だけが摘出冷凍・延命保存され、「GGユニット」の中で厳重に守られ続けた存在。
それから18年後、コーネリアス級補給艦改造船「リ・ホーム」の管制CPUと神経接続し、壮年期の姿を取ったホログラフィー艦長「キャプテンGG(ジョージ・グレン)」となって蘇生。以降はジャンク屋チームのメンバーとして行動を共にしている。
この際、現在起きている戦争について「どう思う?」と質問したロウ・ギュールに対し、これは言葉の通り地球と宇宙・現在と未来の「調整者」と定義した意味での「自分に続く者」を望んだ発言だったが、ロウ自身もそうであったように単に遺伝子を調整(コーディネイト)した人間とする誤った解釈とは違うことを説明し、戦いを終わらせる方法については「君はどう思う?」と返した後、自分で自分の答えを出したナチュラルのロウに、「君も真の調整者(コーディネイター)だよ!」と賛辞を呈した。
以前の自分に欠けていた「笑い」のセンスを磨くことも目標に掲げてジョークを多用することから、英雄としてのイメージで大ファンだった山吹樹里はそのギャップに耐えられず、本人であることすらも否定するに至るまで嘆き悲しんでいる(ただし、拒絶する描写は序盤ぐらいであり、「ジョージ・グレン」としてはともかく、仲間としては認めている模様)。
リ・ホームの周辺であれば自身のデータをモビルスーツに転送することで遠隔操縦することもできるため、主に樹里のサポート役でバクゥバルトフェルド専用改修タイプのパイロットを務めることもある。
なお、この事実が世間に露見するとプラント・地球連合両陣営による熾烈な争奪戦が起こることが容易に予想されるため、ロウ達自身の身の安全を確保する意味でも厳重に秘匿されており、ジャンク屋チーム以外には全く知られていない。
……というよりも、熱狂的なファンだった樹里が拒絶するレベルで世間のイメージと本人のキャラのギャップのひどいことを考えると、最悪イメージを守るためにと本人が消される可能性も否定できないのだが。