概要
『ワンパンマン』に登場する人間]型の都市伝説怪人。
災害レベルは『鬼』。
両手が鋭利な刀になっている怪人で、狂気を孕んだ右目を除く顔の全てを包帯で覆い隠している。髪は黒で、振り乱している。怪人名や言動から性別は男だと思われるが、作者曰く「男のような気もするが…」と濁されている為、正式な性別は不明。ワンピースのような衣装を身に纏っている。包帯の下は、髪の毛のようなものが詰まっており、ひたすら不気味である。
その外見と名前からわかるとおり極度な殺人嗜好症であり、精神面では怪人協会どころか作中に登場した怪人の中でも屈指の危険さである。そのシリアルキラーっぷりは仲間の怪人たちからも呆れられる程。
また、人殺しをする理由は自身の性質もあるが、「怪人だから」らしい。
来歴
まだ人間だったころのガロウをサイコスの指示で怪人協会に誘った三怪人の一人であり、ガロウが助けようとしたいじめられっ子を殺そうとしたことで戦闘へ。
激戦の末、ガロウに致命傷を与えたのち、いじめられっ子をアジトへ連れ帰る。
そして、自身の殺人衝動を満たす為にその子どもをなぶり殺しにしようとしたその瞬間、殺した筈のガロウが現れる。反撃の一線を素手で掴み砕かれ、胴に刺した攻撃も意味を成さず、首を吹き飛ばされて即死した。
余談
同作者の作品『モブサイコ100』において、人間の恐怖や好奇心により都市伝説の怪物が実体化した存在として口裂け女(アニメではおひきさん)が登場している。
ワンパンマンの世界観では地球意思によって生み出されたワクチンマン、鳥の着ぐるみが脱げなくなったスーツアクターが怪人化したフェニックス男など非常に多種多様な理由から怪人・怪獣が発生している。「都市伝説怪人」という肩書きを見るに彼(彼女?)も都市伝説の中から誕生した可能性がある。