「コノ俺ガ、遊ンデヤルゼ!」
概要
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』に登場する敵キャラクター。
ハイラルを荒らし回っている魔物・ブルブリンを纏めている親玉。
「強さ」を絶対の信念としており、それ故「強いもの」に従うスタンスをとる。
最初はトワイライトの支配者であるザントに従っていたが、後にガノンドロフの配下となる。
通常のブルブリンより二回りほど大きな体格の持ち主で、頭に2本の長いツノが生えている。
鎧を着込んでおり、兜の中に醜悪な顔を隠している。
その見た目からも分かるように豪快な怪力を誇り、自身の身の丈もある大斧を軽々と振り回す。
巨大な猪の魔物・キングブルボーを愛騎としている。また角笛を所持しており、これを吹いてブルブリンやブルボーなどを近辺に呼び出す。
唸り声を上げることが殆どだが、普通に喋ることもできる。
作中ではリンクの住んでいるトアル村に現れ、イリアや村の子供達を連れ去った。
その後、計4度もリンクと戦いを繰り広げることになり、最後はハイラル城の中ボスとして登場する。
エンディングでは、ブルブリンを引き連れてハイラル平原を走っている様子が見られる。
キングブルボー
キングブルブリンの駆る巨大な猪の魔物。通常のブルボーよりも大きく、口元には鋭い牙、頭部には主人と同じく長いツノを生やしている。
戦闘
上述の通り、計4回戦うことになる。
1戦目
ハイラル平原(オルディン大橋付近)での戦闘。
キングブルブリンに跨がり、更にブルボーに搭乗する配下のブルブリン達を率いての騎馬戦となる。
攻撃はブルブリン達に任せ、自身はリンクから逃げるように走り回る。
こちらは上手く馬(エポナ)を操って近づいて、剣で攻撃していく(攻撃する度に鎧が剥がれていき、最後は生身を曝け出すことになる)。
その後はオルディン大橋に移動し、沈む夕陽を背景にリンクと一騎討ちとなる。すれ違いざまに剣で攻撃することになり、敗れると橋の下へと落下する。
2戦目
馬車護衛ミッションでのハイラル大橋で再登場。
前回の戦闘での反省からか、両肩に大きな盾を装備しており、こちらの剣による攻撃が効かなくなっている。
ただし正面は無防備なため、正面から弓矢で射ぬいてダメージを与える。
最後はまたしても橋の下へ落下する。
3戦目
砂漠の処刑場の入口前で登場。
キングブルボーには乗らず、大斧を振り回しての白兵戦となる。
攻略法は敵の攻撃の隙を突きながら、背後から攻撃していく戦法となる。
4戦目
最後の戦闘。ハイラル城の中ボス。
攻略法は3戦目とほぼ同じである。
最後は潔くリンクの強さを認め、城内に進むためのカギを渡し、キングブルボーと共に何処かへと去っていった。
余談
キングブルブリンという同名のお笑いコンビが居るが、これはメンバーの田中昭太が大のゼルダ好きである事からつけられた。ちなみに他のコンビ名には「山嵐」、「ガーディアン」、「傀儡観音」も候補だった。