概要
本作の敵組織であり、ゲームを悪用して世界征服を狙おうと企んでいる悪い集団。
ふぶきのゲーム勝利を阻止するために結成されており、作中では彼女の行く手を阻む体で毎回登場する。
構成員は全員悪役ポジションであることを一応認識しているのだが、全員が憎めない悪役的キャラクターであり、毎回必ずふぶきや花子に罵られたり不憫な目に遭うのがお約束。
メディアによって名前の変更が何回かあり、当初の原作漫画では「ギャラクシ団」、ブロスコミックス刊行の新装版ではOVAに合わせて「ギュラシック団」、新装版の特別追加で収録されたであろう短編では「ギェネシス団」となっていた。現在は本記事名にしてOVAの呼称となっていた「ギュラシック団」が一般的な呼び名となっている。
構成
頭首。本名・素顔ともに不明。
四天王幹部。
四天王
戦闘員
全員全身タイツを着用した人間。
スーツの色は様々であり、確認できる限りでは「赤」「青」「緑」「紫」が存在する。
余談
元ネタ
設定の元ネタはナムコのレトロゲームである『ギャラクシアン』。
本作自体、数々の有名なレトロゲームを模したものが小ネタとして存在しており、本組織はギャラクシアンを設定の由来としている。
名前もすべてこのゲームが元であり、戦闘員のタイツデザインもこの作品の敵艦隊を模したもの。
別作品での扱い
同作者の漫画『ケロロ軍曹』では、ふぶき登場回の原作第135話で623がケロロたち異星人の素性を隠す際にケロロとクルルをこの組織の戦闘員と思わしき格好に変装させていた。名前こそ直接言及はされていなかったのだが、本話で登場したふぶきの台詞や本作のキャラクターたちの認知度からこの組織であることがほぼ確定している。
変装させられていたケロロは「どこの誰?」と疑問を抱いていたため、地球侵略を目的とするケロロ小隊からは認知されていない様子であり(時系列的にケロロ小隊が地球に来る前にはすでになくなっていた可能性もある)、宇宙に知れ渡っているくらいの巨悪な組織というほどではない模様。彼らが所属する組織・ケロン軍から認知されているのは不明だが、軍が認知していたとしてもケロロにはあえて伝えなかった可能性もあり、どちらにせよケロン軍にとっては「ケロロ小隊の任務の障害にはならないくらいの小規模な組織である」ということが分かる。
なお623がこの格好を知っていることに違和感を感じるファンがいるかもしれないが、彼がこの組織の存在を知っている理由として組織の1人にして彼の知り合いであるあの人が関係していると言われている。
関連タグ
ポンコツ…大体の構成員はこれに該当する(特にミス・アルカはこの要素が強い)。