概要
エトルリア王国屈指の名門リグレ公爵家の弱冠19歳の将軍。クラリーネの兄であり、次作『烈火の剣』に登場する元魔道軍将パントとルイーズの息子。
父譲りの誠実で人当たりの良い性格をしており、戦後は外交でその性格を活かしている。その一方ではっきりと自分の意志を貫く面も持つ。母譲りの弓の使い手で遊撃部隊を率いる。
アルカルドの命令でロイ達を消しに送り込まれるものの、現地の惨状を耳にして逆にロイ達に味方し反旗を翻す。
15年前、剣闘士のディークによって命を救われた過去があり、事件以来実の兄のように憧れていたが、13年前に突然公爵家を出て行かれてからは複雑な思いを抱いている。
クラスはスナイパー。初期値は頼りないが、上級職加入にしては成長率はいいほうである。
ハードモードだとハードブーストの対象内となり、スナイパーとして十分活躍が可能。まあ、遊牧民にもハードブーストがかかるので相対的にはあまり変わらないのだが……
余談だが、彼を説得するにはロイかクラリーネで話しかける必要があるが、説得しようと近づいてきたクラリーネに対しても容赦なく攻撃する。しかも登場章での会話から分かる通り、クラリーネを探していたという。おいおい流石に見て分からんか、探してる実の妹だぞ、という突っ込みが多くのプレイヤーに沸き起こり、これによって、FE名物・実妹に攻撃するバカ兄貴の名をマチスから継ぐこととなった。
マチスと違って非の打ち所がない好青年でありながらやらかしてしまうのがシュールな点。
ちなみに敵兵状態のクレインはティトも含めて乱数でたまに動かなくなる特別仕様など、どう見ても当時のISによる悪意が垣間見えており、この仕様もわざとやっている可能性が高い。
ヒーローズ
| 属性 | 無 |
|---|---|
| 武器種別 | 弓 |
| タイプ | 歩行 |
| 武器 | 勇者の弓→銀の宝弓(専用) |
| 奥義 | 氷華 |
| パッシブA | 鬼神の一撃 |
| パッシブB | 切り返し |
2017年3月に実装。属性は弓・歩行。ピックアップテーマは「兄妹の絆」だったのだが、妹のクラリーネは配信初期からいるため、別大陸のとあるロリっ皇帝との異例のペアとなった。
先制攻撃で一度に2回攻撃できる武器「勇者の弓」と、先制攻撃で攻撃力に補正がかかるスキル「鬼神の一撃」、高めの魔防から放たれる奥義「氷華」と、ほぼ初期のキャラにしては完成度が高い。
最重要ステータスの攻撃も及第点であり、守備の低い敵を一方的に射殺する勇者の弓の基本運用を十分にやり遂げてくれる。
反撃時にHPが一定以上なら速さに関係なく絶対追撃ができる有用スキル「切り返し」も持つが、性質上反撃性能は低いので有効に使える場面は限られるので、弱めの魔道士を無理やり処理する程度。
最強クラスとは言えないまでも、原作のいまいちな印象を覆す良ユニットであり、「ずっと将軍やっててもいいんじゃね？」という気持ちになってしまうくらい。
しかし、所持スキルが極めて有用性の高いものばかりであるため、所謂「わざマシン」としての方が人気が高い悲哀も背負う。
特に勇者武器使い必携の「鬼神の一撃」を現状星4で3まで習得するのは彼のみであり、星5ではガチ編成にも使われる勇者の弓+はもとよりツバキと彼からしか継承できない中速ユニットのお供「切り返し」が使えるという便利スキルの宝庫であるのだ。
その為18年4月時点では特定のキャラが入手しやすくなるピックアップ召喚に選ばれた回数では、主要キャラでもないのにタクミと並ぶ9回とぶっちぎりの1位を誇る。
当初は星4以上排出だったのでピックアップのありがたみが大きかったが、排出レアリティの調整で現在は星3排出されるようになったのでピックアップなしでも集めやすくなっている。
2019年3月のアップデートでは専用武器「銀の宝弓」が追加された。速さの減少値が2に減った勇者の弓の上位互換武器で、特殊効果錬成では「守備の封印3」の効果が追加される。
余談
ヒーローズでは弓軍将と呼ばれたと語るが、実は本編で語られる弓軍将という肩書きは妹のクラリーネが支援会話で語った妄想の産物であり、クレイン自身が「もう少し現実的な話を。」と返している。
関連タグ
ディーク（恩人） エルフィン（主君） パーシバル（同僚） ティト（雇った部下）
クレーベ（『クレ』で始まる兄キャラ繋がり。リメイク版では妹も金髪お嬢様）
ヒーニアス（高い知性＆弓を得物とする兄キャラ繋がり）
