概要
『マジンガーZ』第36話『五大湖にすむ変身機械獣』に登場した機械獣。
体内でウランを精製し、核爆弾を製造する機能を有するクジラ型機械獣。
見た目はマッコウクジラに手足を生やしたような姿で、その状態で水中に潜んでいた。
手足のある水中形態の外装の内部に、クジラの骨の姿に翼を生やした飛行形態を有し、マジンガーZに対して小型水爆を武器に空中戦を挑む。しかしブレストファイヤーで破壊され、敗れ去る。
全長23m、体重220t。
原案は藤川進。清書の際に水中形態の手足に、水掻きが加えられた。
劇中での活躍
五大湖に現れた怪獣を追って、シローとボス、ムチャ、ヌケが調べにやってくる。
しかしその正体はグラナダE3だった。ボス以外が飲まれてしまう。
甲児とさやかもやってくるが、グラナダE3を操る老婆を捕まえようとして、さやかは湖に転落。やはり飲まれてしまった。
マジンガーZは湖底を調査、本栖湖でグラナダE3を発見するが、また消えてしまった。
機械獣を操る老婆は、あしゅら男爵だった。グラナダE3の体内で核爆弾を製造する事が目的だったのだ。
その体内で、ウラン冷却用の貯水タンクの水位に目を付けたさやかたちは、水柱として吹きだされる事を利用し、脱出する。
マジンガーZは光子力ビームでグラナダE3の外装を破壊すると、骨状の空中形態と空中戦を。
小型水爆ミサイルを放つ相手を、ブレストファイヤーで仕留めるのだった。