機体データ
型式番号 | MAN-05-2 |
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所属 | ジオン公国軍 |
生産形態 | 試作機 |
全長 | 195.5m |
全備重量 | 41,060.0t |
出力 | 525,000kw |
推力 | 3,300,000kg |
武装 | 大型2連メガ粒子砲、大型ビームクロー×2、グロムリンポッド×2 |
特殊装備 | 縮退炉、ナノマシン、月光蝶システム |
機体解説
アクシズに逃亡したジオン公国軍残党がMAグロムリンの設計データを基に開発した超大型MA。
本機は凄まじい巨体とカタログスペックを誇っており、ベースとなったグロムリンは戦闘ポッドとして両舷それぞれに2機格納されている。
グロムリンと同様に、計画通りに完成していれば当時存在していたあらゆる機動兵器を圧倒する性能になる筈だったが、その性能要求の高さを満たすためには膨大なコストが掛かる事が判明した。そうして建造の許可が降りないまま本機のデータおよび関連書類はペーパープラン止まりとなり、幻に終わってしまった。
武装
グロムリンポッド
両舷に搭載されたグロムリン型の戦闘ポッド。攻撃端末として展開可能で、メガ粒子砲による砲撃能力とビームクローを展開した格闘戦能力を有する。
大型2連メガ粒子砲
本体中央に搭載された縦2連装のメガ粒子砲。本機のサイズを考えると非常に巨大なビームとなる。
バリエーション
RFグロムリンⅡ
ネオ・ジオン残党「レガシィ」が運用した超巨大MA。形式番号は『OMA-05-2RFN』。
漫画『機動戦士ガンダムF90FF』に登場する。
グロムリンⅡをベースに、ビグ・ザウーラのようなものが混ざった外見を持ち、モビルシップとも呼ばれる。
外部作品
Gジェネレーションシリーズ
シリーズ初登場は『ギャザービート2』。アクシズに逃れたギレン・ザビによって開発され、ラスボスとして立ち塞がる。
ムーンレィスから得た技術を投入しており、動力源はミノフスキー核融合炉では無く縮退炉を採用してほぼ無限に近いエネルギーを得た上、月光蝶システムを搭載した事で、自己修復機能を有している。
余談
- 本機を参考にしたRFグロムリンⅡの登場により、「機動戦士ガンダム カタナ」のグロムリンに次いで、本機も宇宙世紀で(実機ではなく設計図ではあるが)存在する事になってしまった。