概要
遊戯王OCGに存在する光属性・戦士族のモンスターのカテゴリ。
レベルアップモンスターとしてはLV3,LV5,LV7の3体が存在し、LV3は魔法カードの対象にされた場合にその効果を無効にする、LV5は魔法カードの効果を受けない、LV7はフィールド上の魔法カードを全て無効化する効果を持つ。後にレベルアップモンスター以外のカードとして《沈黙の剣士-サイレント・ソードマン》がOCG化している。
同じレベルアップモンスターであり、魔法カードに関する効果を持つホルスの黒炎竜とはよく比較されるが、あちらとはやや効果が異なる。
こちらの場合、自分の魔法カードも無効化されてしまうが、ホルスの黒炎竜LV8とは違いすでに発動済みの永続魔法なども無効化できる。また、チェーンに乗らない永続効果なので、超融合を無効化できる数少ないカードである。
また、死霊騎士デスカリバー・ナイトや王宮のお触れと組み合わせる事で、魔法・罠・効果モンスターのすべてを封殺し、純粋に攻撃力の勝負に持ち込む事ができる。
シャインエンジェルのリクルートや、オネストなどの優秀な光属性のサポートを受けられるのもあちらにはない魅力である。
レベルアップの条件は「直接攻撃によって相手に戦闘ダメージを与えた場合」。
沈黙の剣士-サイレント・ソードマンに関しては左記のリンク先の項目を参照。
原作・アニメでの活躍
武藤遊戯が闇遊戯に頼らず自力で作り上げたデッキの主力モンスター。
攻撃名は「沈黙の剣LV~」、~の部分に該当するレベルと同数の数字が入る。
元々は《サイレント・ソードマンLV0》という、攻撃力・守備力共に1000の星4モンスター。
だが「自分ターンのスタンバイフェイズに攻撃力が500上がる」というレベルアップ効果を持つ。
そのため瞬時に3ターンを経過させる《時の跳躍-ターン・ジャンプ-》と相性が良く、コンボされることが多い。
反面、OCGに存在する魔法効果を無効化する能力は持っていない。
闇バクラ戦では《破壊竜ガンドラ》の全体破壊効果(魔法攻撃扱い)を魔法攻撃を跳ね返す《魔封壁》でしのぎ、フィニッシャーになった。
アテム戦では《時の跳躍-ターン・ジャンプ-》、《罅割れゆく斧》とのコンボで《オベリスクの巨神兵》と相打ちするという大金星を上げている。
アニメ版は肌色の肌と白を基調とした服、OCG版は青色の肌と青を基調とした服という組み合わせのカラーリングである。
これがアニメ版のサイレント・ソードマンのカラーリング。
効果テキスト
LV3
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻1000/守1000
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードを対象とする相手の魔法カードの効果は無効化される。
(2):自分スタンバイフェイズにフィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「サイレント・ソードマン LV5」1体を特殊召喚する。
この効果はこのカードが召喚・特殊召喚・リバースしたターンには発動できない。
LV5
効果モンスター
星5/光属性/戦士族/攻2300/守1000
(1):このカードは相手の魔法カードの効果を受けない。
(2):このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた場合、
次の自分ターンのスタンバイフェイズにフィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「サイレント・ソードマン LV7」1体を特殊召喚する。
LV7
特殊召喚・効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。
「サイレント・ソードマン LV5」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの魔法カードの効果は無効化される。