概要
アフリカ広域に分布するオオトカゲの一種で、別名サバンナモニター。
以前はイワオオトカゲと混同されていたせいで、本種の詳しい生態は分かっていない。
名前の通りサバンナ気候に生息している。
全長は大きくても1メートル程度と、ナイルオオトカゲ亜属内最小種である。
他の多くのオオトカゲと同じく肉食性で、主に昆虫等の節足動物を食べるが、げっ歯類や他の爬虫類、陸生の巻貝を食べることもある。
飼育に関して
オオトカゲの中ではペットとして最もよく飼われていて、安いものでは8000円くらいの値段で購入できる。ただ最も飼育が簡単とはいえ大型になる上肉食のトカゲなので、必要となるケージのサイズや紫外線ライトなどの周辺機器についてしっかりと調べてから飼育したい。
ガーナなどの棲息地域から卵を採取して孵化させた個体や、飼育下で繁殖させた個体が多く、野生下で生きていた生体が流通することはほとんど無い。
野生ではしばらく餌を食べない期間がある為、栄養を多く含むウズラやマウスを継続して与えすぎて内臓系の病気になる事が多いので注意したい。対策としては長期間の絶食期間を設けたり、コオロギ等の昆虫やザリガニ等の甲殻類をメインに与えること。
関連動画
1メートル越えのサバンナオオトカゲを90センチケージに入れた様子。
購入当初は余裕でも、最終的にはこのように手狭になるので、成長に合わせケージも徐々に大きくしていくか、いっそ成長を見越して最初から巨大なケージを用意してしまうのもアリ。
上動画の個体の成長記録
関連タグ
ナイルオオトカゲ亜属:イワオオトカゲ・サバンナオオトカゲ・ナイルオオトカゲ・イエメンオオトカゲ