概要
ソニー・クリエイティブプロダクツは「きかんしゃトーマス」が12年ぶりにリニューアルされることを記念し、「きかんしゃトーマス公式YouTube」で公開された。
内容
このドラマはいわゆる「当て振り」。演じる役者たちの声は入らず、もともとの「きかんしゃトーマス」の音声をそのまま使用している。
そのため、十升はCV:戸田恵子でしゃべっているほか、「汚い溝→深夜残業のこと」や「いたずらもの→コンプライアンスの意識が足りない者」、「ドジ→気にしないことにした重大なミス」、「羊が草を食んでいる→ジンギスカンがいい感じに焼けてて草」という注釈が各所に出てくる。
登場人物
十升/トーマス(演:前田旺志郎)
株式会社ソドーの新入社員。
ソシャゲ沼にハマっている。
橋井/パーシー
この作品初の女性社員。面接で八斗社長の目に留まり、内定が決まった。
社員用トイレにこもってしまった辺里たちの代わりに、十升と江戸和田が本線を走る→メインの営業を任されることになったため、裏方の仕事を任される。
ちなみに、原作でのパーシーの性別設定は男である。
後藤/ゴードン(演:板倉武志)
株式会社ソドーの係長で十升の上司。
汚い溝→深夜残業をした後だったため、十升にそのことを皮肉られる。
過去にドジ→気にしないことにした重大なミスをしたことがあるらしい。
八斗社長/トップハム・ハット卿
株式会社ソドーの社長。
だいたい十升たちをしかる役で登場する。
辺里/ヘンリー
株式会社ソドーのベテラン社員。
新人社員がやるような資料運びをさせられたことにへそを曲げ、社員用トイレに閉じこもってしまう。
常務/ジェームス
株式会社ソドーの社員。
新人社員がやるような資料運びをさせられたことにへそを曲げ、社員用トイレに閉じこもってしまう。
なぜか一人だけ、名前ではなく役職呼び。
江戸和田/エドワード
社員用トイレにこもってしまった辺里たちの代わりに、操車場で客車を押す→会合の場でクライアントを接待する業務を任される。
さらに、十升と本線を走る→メインの営業を任されることになった。
各話一覧
第1話 ソシャゲ沼(あな)におちたトーマス
株式会社ソドーの新入社員、十升。
彼は現在ソシャゲにハマっており、取引先へのプレゼン直前だというのに仕事そっちのけでソシャゲに熱中していた。
とある日の出社直後、ソシャゲで1位が取れた十升は喜びのあまりコーヒーを倒してしまい…。
第2話 社員用トイレ(きかんこ)のもめごと
とある日、タンク機関車→新入社員のやるような書類運びをさせられたことにへそを曲げ、辺里と後藤、常務が社員用トイレに閉じこもってしまった。
八斗社長はその穴を埋めるため、新入社員を募るが…。
第3話 トーマスとリストラの気配(うわさばなし)
いつもの様にロッカールームでだべっていた十升たち。そこに、橋井がかなりしょぼくれた顔をしてやってきた。
後藤の問いに橋井が言うには、「八斗社長が新規の大口顧客の接待に、日本支社の社員ではなく、本国勤務のハロルドを使う」と言っていたらしい。
日本支社の社員たちは、「ハロルドによって自分たちがいらなくなり、リストラされるのではないか」と考え、各自行動を開始するが…。
番外編 「新商品プレゼン」| プラレール GOGOトーマスシリーズ
皆の帰った会社でトーマスのプラレールで遊ぶ十升と後藤。
- 「上った分だけ、下ってしまう。まるで十升君の仕事ぶりを見ているかのようだな」
- 「今までレールから外れてきたトーマスが、ついに重力から外れるのか」
など、ある意味ひどい発言も飛び出す中、ふたりは夜の会社でプラレール遊びを続けるのだった…。