概要
『キン肉マンⅡ世』に登場する、一本角を光らすサイ型の悪行超人。元は初代キン肉マンの応募超人で『キン肉マン賞』に選ばれていた。応募時の表記はTHEサイ・ボーグ。サイドロープからサイドスープレックスを決めるインドの荒武者という設定。
超人DATAでは、中央アフリカの出身。得意技はライナサラスブリーカー。
TVアニメに先駆ける形で東映アニメフェアで公開された劇場版の悪役として登場し、後にTVアニメ版のサイ終章にもサイ登場した。
体を丸め敵に体当たりする「グレイトサイクロン」を得意とする典型的なパワーファイター。
身長200㎝、体重453㎏。
活躍
劇場版
新世代超人たちのファン感謝サイを突如襲撃し、ヘラクレスファクトリー1期生らをたった一人で叩きのめしてしまう。更にキン肉万太郎を葬り去るべくミート君を拉致し、東京タワー内の特設リングにて万太郎と闘う。圧倒的なパワーで万太郎を苦しめるが、キッドらに受けたダメージが蓄積していた角を万太郎にへし折られ、キン肉バスターを受けて倒された。
オール超人大進撃
こちらも劇場版同様東京タワーで万太郎達新世代超人を襲撃したが、拉致した相手が見知らぬ少女に変更されている。
TV本編
東京タワーから転落して死んだかに思われていたが、何事も無かったかのようにサイ登場。劇場版第二作『マッスル人参争奪戦』に登場した残虐超人一味と手を組み、サイ凶悪行超人軍団を結成。超人オリンピック会場を襲撃し、二階堂凛子らを攫って新世代超人に挑戦状を叩きつけた。
仲間の4人が敗れ去るとリーダーのバロン・マクシミリアンと組んで万太郎&ケビンマスクと闘った。さすがにケビンにはかなわず苦戦を強いられるが、バロンの計略により両者リングアウトでの失格と言う結果を招き、バロンに対しては一応貢献した結果となった。
余談
デザインは「SCRAP三太夫」の羅修彎(ラシュワン)に流用された。
同じ応募者の武三士なる超人は極悪超人部門(初代時期は悪行超人という言い方はなかった)に入賞。デザインは「ゆうれい小僧がやってきた!」の青銅魔に流用された。