概要
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
ワーレンの港町を警備する傭兵。ラディの相棒で兄貴分。
グルニア軍の動向をマルス率いる連合軍に知らせると共に自らもアリティア軍に参加する。
後日談では、『新・暗黒竜と光の剣』では「傭兵としてどこかの町を守っているともその才を買われ一国の将になった」とも言われている。
SFC版『紋章の謎』第二部では登場しない。
『新・紋章の謎』において
「新・暗黒竜と光の剣」まではセリフが加入時と死亡時しか無くいまいちキャラクターが不明であったが、本作で大幅に肉付けされた。
マイユニットが舌を巻くほどの戦術家である上に、様々な国の言語をマスターしている博識なキャラという設定が追加。これは様々な大陸から色々な国の人物がやってくる港町という場所で傭兵隊長をやっていた為に培われた能力であるという。
重い病に侵された妹がおり、薬を飲んでいれば命に別条はないが、その薬代が非常に高価なためにワーレンでの稼ぎだけでは薬代が間に合わず各地で傭兵稼業を行っているということが明らかになった。そうした理由からエレミヤ率いる暗殺組織に雇われ、アリティア軍を襲撃するが敗北し降伏。マルスの願いにより再びアリティア軍に雇われる。
なお彼らと戦うことになるマップは「シーザを殺さずに制圧すれば仲間にすることができる」というものだが、本作の外伝マップは総じて異常に狭く、難易度ノーマル+カジュアルモード以外ではラディ共々こちらに突撃してくるためどうしても反撃で殺害してしまいがちという、全員生存クリアを目指す際の高い壁となっている。
しかもどちらか片方のみ仲間になった場合の会話もかなり後味の悪いものとなっている…。
キャラクター性能
初期ステータスこそナバールに逼迫するものの、成長率が低く育てる意味はほぼ無いと言い切って良い。特に命中・回避のほか追撃判定に影響する速さ・幸運の成長率が低すぎるのが致命的である…とはいえ速さは初期値で十分高く、ナバールと比べ守備の成長率で勝るので使えない事はない。
『紋章の謎』では唯一の長所であった守備の成長率が落とされ、全ての成長率でナバールに劣るようになってしまい、余程のキャラ愛がなければ二軍行きは免れない。
『新・暗黒竜』では相変わらず幸運の成長率が悪いが、成長率は見直され、傭兵組では最も速さの伸びが高くなった。さらに兵種変更でアーマーナイト系にする事で守備も伸ばしやすく、兵種変更で成長を吟味すれば中々に強くなるようになった。また何故か魔力の成長率が男性では最高値である10%もあるため、ダークマージにするのも一考の余地アリ。
『新・紋章の謎』では欠点だった幸運の成長率が底上げされ、さらに活躍させやすくなった。