ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ジェノベーゼ

じぇのべーぜ

「ジェノバ産」という意味のバジルソース。またはそれを使用したイタリア料理。
目次 [非表示]

概要編集

イタリア・リグリア地方のジェノバ県生まれの緑色のソースで、 バジルペーストに、松の実、チーズ(主にパルメザンチーズ) 、オリーブオイルニンニクなどを加えたもの。日本などではこれを用いたパスタピザのこともジェノベーゼと呼ぶ。


リグリア地方以外では、オリーブオイルが他の植物油に替えられたり、松の実が他のナッツ類(カシューナッツ等)に代わることがある。

バジルソース=ジェノベーゼになりがちだが、トラパネーゼ(トラーパニ風。松の実の代わりにアーモンドが入り、トマトが入っている)等、他のバジルソースもある。

日本でバジルがまだ手に入らなかった時代はシソの葉で代用しており、海外でもシソでジェノベーゼを作る人もいるとか。

昔は「スパゲッティ・バジリコ」と呼ばれていたが、ソースではなく乾燥させた葉を振りかけた物だったりもした。


本来の「ジェノベーゼ」?編集

前述のとおりジェノベーゼソースを使用したパスタを「ジェノベーゼ」と日本などでは呼ぶが、本来イタリアで単にパスタ料理のジェノベーゼというと、「スーゴ・アッラ・ジェノベーゼ」という玉ねぎペーストの牛肉ワイン煮込みソースをかけた物で、色は茶色。見た目はボロネーゼに近い感じである。

日本でいう「ジェノベーゼ」はイタリアでは「ペスト・ジェノベーゼ」であって、「ジェノベーゼ」ではないという。

(ペストはバジルソースの総称。日本では「ペースト」とも表記されるが、英語の「ペースト」とは違う。また登録表記上、ジェノバ以外の場所で作られるものや他の材料が使われたものは「ジェノバ風」という意味で「ペスト・アッラ・ジェノベーゼ」として本家と区別される)


しかもこの本来のジェノベーゼはジェノバで生まれたわけではなくナポリ産で、中世ナポリにやってきたジェノバの料理人が作るソースが由来、人の名前、などの説がある。(ジェノベーゼという苗字はイタリアでは一般的)

日本でこの本来の「ジェノベーゼ」が出されるときは「ナポリ風ジェノベーゼ」という名称でメニューに載せる店もある。



どうしてこうなった?


関連項目編集

パスタソース

マルゲリータ…上のバジルの葉の代わりに用いる場合もある

ヴォンゴレ…このソースを用いたヴォンゴレ・ヴェルデというタイプがある


外部リンク編集

Wikipedia編集

ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ

スーゴ・アッラ・ジェノヴェーゼ

関連記事

親記事

バジルソース ばじるそーす

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 5810

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました