CV:PS版『door to phantomile』あらゐよしひこ(クロノア開発スタッフ)
『クロノアビーチバレー』志賀克也
『NAMCO x CAPCOM』古川登志夫
Wii版『door to phantomile』島田敏
さぁ、ショータイムといきましょうか!
概要
シリーズに何度も登場する常連の悪役で、丸みを帯びた1頭身の道化師のような姿をした謎の人物(?)。Wii版では両手両足に腕と脚が追加された。
見た目とは裏腹に狡猾で策略高く戦闘能力もあるが、詰めが甘く、お喋りな所もある。
基本は敵味方関係なく慇懃無礼な丁寧語で喋る。自分と同格、もしくは格下の相手には「ちゃん」をつけ、上の存在、主君などには「さん」あるいは「様」をつける。
基本はナンバーワンよりもナンバーツーと言って強いものの後ろをこそこそしているが、
いざ戦いとなると、分身や巨大化、変身などの幻術、部下を使った人海戦術で相手を苦しめる。
『door to phantomile』では、日食が起こると無敵の幻獣ビーストジョーカーに変身し、『ヒーローズ』以降では火炎攻撃や回復を行うフラワージョーカーに変身して戦う。
愉快犯じみたところがあり、事件を引き起こしてその過程を楽しむなどといったトリックスターとしての一面を見せる。
登場するたびに担当する声優が変更しているのも特徴である。
立ち位置もころころ変わっており、
『door to phantomile』では闇なる王ガディウスの忠実な部下、G2では一般選手、
『ヒーローズ』ではガーレンと結託し『ナムカプ』ではドルアーガの配下としてジャンガと行動を共にするが、魔界村のアスタロトに情報提供をしたり沙夜と茶番という名の漫才をした後に手を組んだりと事件を引っ掻き回してそれを楽しむ、はた迷惑なトラブルメーカーである。とはいえ仕事を逸脱しようとしたジャンガに威圧的に忠告するなどクロノアシリーズでは見せない怖いところを見せた。
最初期は「キシシ」という小物っぽい笑い方だったがヒーローズ等では「のほほ」というつかみどころがない笑い方になっている。
『ヒーローズ』『ナムカプ』では最後に自爆…と見せかけて逃走する。
『door to phantomile』ではもともと存在しないキャラクターだったがガディウスと幻獣だけだと敵方がイマイチだったため狂言回しとして登場させたキャラクターだったらしい。
参考画像
- 『door to phantomile』でのビーストジョーカー。