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CV:池田勝(189話)→ 矢田耕司(336話)


概要編集

アサシンの隊長かつケロン軍隠密特殊任務班「X1」の創始者・指導者で、かつてのドロロ(ゼロロ)の上官(ちなみに、現在はガルル小隊に所属するゾルル兵長も同じ部隊に所属していた)。そのころの階級は「大尉」。「静かなる殺戮者」の異名を持つ。年齢は不明だが、作中で自分の人生を「残り少ない」と言っていたことから現在は高齢であることがわかる。


体色は顔の帽子以外の部分・腹部・両腕が紫色で、その他は藍色。帽子は他のケロン人と形がやや異なり、目に当たる部分が帽子で完全に隠れるようになっている。額・両目にあたる部分に小さな赤い丸のマーク、腹部に手裏剣のマークがある。左目にあたる部分にはちょうど帽子に突き刺さっているような斜めになった手裏剣のマークがある。手の部分はゾルルと似ている。


分身とは違った瞬間移動のような技を使う。また自身の額・両目の赤い丸が光らせて、そこから赤いレーザーのようなものを出して技を繰り出す「アサシンスーパーマジック」を使用する。

X1時代から「強いアサシンになるには感情を切り捨てねばならない」と教えており、ジララ自身も冷酷な性格で、感情をないがしろにしていた。


元々はアニメオリジナルのゲストキャラクターだったのだが、ドロロの回想登場という体で原作に逆輸入された。


活躍編集

初登場はアニメ第189話。

ケロン軍から脱走をし、自身の自由をつかむために「ド田舎」と評する地球に来た。

その経緯で自身の素性を知るドロロと彼の属するケロロ小隊を抹殺することを遂行する。


当初は何の迷いもなく次々とケロロ小隊の面々と彼らに関わる冬樹を始末したため、そのことを知ったドロロから「そこまで外道に堕ちたでござるか!」と激怒され、対峙することとなる。


そしてドロロとの正々堂々の一騎打ちをした時、浅く切り込む形で彼の一撃をわざと喰らって敗北。

その際ケロン軍からの脱走兵として地球へやって来た本当の理由が「アサシンとして生きることに疲れていた」ということ、これに加えて「この宇宙で唯一自分を打ち倒せる相手に会うためにやって来た」ということが明かされ、ケロロ小隊の面々と冬樹も本当は殺していなかったことが明かされる。

最終的には「これでいい…… 死をもって、俺は本当に自由になれる…」と言いながらドロロの目の前であの世へ行くかのように彼の体が消えたのであった……


と、作中のキャラクターたちにはこう認識された(おそらく軍でも「殉職」として扱われた)が、ラストにてドロロと戦っていたのは実は分身体で、本人は死んでいなかったことが判明。

彼との一戦で上述のX1時代の考えを「お前の言う"ココロ"とやらを俺も取り戻して見たくなった」と改め、「どこかの星で静かに暮らすとしよう」と言いながら自身の行方を眩ませる形で地球を去っていった。


原作では直接登場こそしていないが、第140話にてドロロの回想として大尉時代の彼が登場している。

この時は「記憶や記録に残ってしまったものはアサシンを極められない」ということを当時のドロロ(ゼロロ二等兵)に教えていたようだ。なおアニメ版でも本原作エピソードがアニメ化された影響で第336話Aパートに同様の形で再登場している。


余談編集

彼が創設した「X1」は上記のアニメ189話でのみ明かされた設定。

つまりアニメオリジナルのものであり、原作ではこのことは特に言及されていない。

そのため原作ではこの設定があるのかすら不明なのだが、これまでの作品のストーリーと彼のアニメから逆輸入された理由を考えると原作でも設定上には存在している可能性が高い。


とは言いつつも、設定が明かされたアニメ189話でもドロロが回想として思い出していた数秒のみに留まっており、作中でこの設定が明確に描かれるような描写はほとんどない。最初にその組織があることが明確に判明したのは同話でドロロが自身の過去話として小雪に明かした時であったが、その時もドロロが語っていたにすぎず、実態は謎に包まれている。


上記のように言及のみの謎多い組織なのだが、そもそもジララという人物も素性や経歴に謎が多く、「どのようにしてアサシンの隊長になったのか」「当時の彼はどのような活躍をしていたのか」「(アニメ189話について)そもそもなぜ自由になるために地球にやって来たのか」などが一切明かされていない。


時系列上ではあの「クルル少佐」や「あの頃ケロロ」と同一の世界線であるということが示唆されているため、スピンオフ作品等で明確に明かされるのかもしれない。


関連タグ編集

ケロロ軍曹 アサシン ジララ大尉

ケロン軍 ドロロ兵長

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