概要
CV:名塚佳織
illust:香川太郎
Cygames制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』の登場キャラクター。後に同社制作のゲーム『Shadowverse』にも出演した。
神撃のバハムート
古代の種族「天人」によって造られた人工生命体の少女。かつて天人が存命していた時に彼らが拠点にした浮遊城の一つ「天空城」の管理者であり、そこに存在する「アーティファクト」と呼ばれる古代の遺物を自在に操れる能力を持つ。
彼女は人工的に造られた存在だが、主に「寂しい」と感じる心を持っており、「サミシイ」「ウレシイ」「オトモダチ」など、彼女の感情に起因する言葉はカタカナで表記される。
ヴァンピィはそんなスピネにできた初めての友人であり、彼女にとってかけがえのない存在となっている。公式4コマ「4コマのバハムート」では少々愛が重いシーンが見られることも。
また同じく天人によって造られた存在として、スピネの付き人ポジションのサフィラやスピネの妹に近い立ち位置となるルチルがいる。
Shadowverse
対戦型カードゲームとなるShadowverseにも出演。第7弾カードパック『時空転生』にて神秘の番人・スピネとして初登場したほか、第20弾カードパック『暗黒のウェルサ』では終末の番人・スピネとして再登場した。
第29弾カードパック『ミスタルシアの英雄』では、スピネのアーティファクトに関する能力を持つスペル遺物の同調が登場した。
神秘の番人・スピネ
アーティファクト、起動…
カード名 | 神秘の番人・スピネ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:5 |
能力 | 自分の場にアーティファクト・フォロワーが出るたび、それは「自分のターン終了時、ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ」を持つ。 |
ファンファーレ スピネのアーティファクト1体を出す。 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
CV | 名塚佳織 |
収録セット | 時空転生 蒼空の騎士 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
新クラス「ネメシス」のレジェンドとして初登場。
イラストは神撃のバハムートの「ミステールワーデン・スピネ」が使用されている。
アーティファクトが出るたび、ランダムな相手フォロワーに1ダメージを与える能力を付与できるため、アナライズアーティファクトなどの除去能力を持っていないアーティファクトでもダメージを与えられるようになる点は嬉しい所。ファンファーレで専用のスピネのアーティファクトも出してくれるため、最低限の自己完結要素もある。
当時はネメシスというクラスやアーティファクトという要素自体が革新的だったため、アーティファクトに関する能力を持つ神秘の番人・スピネも、当時の「アーティファクトネメシス」にて使用されていた。
終末の番人・スピネ
対象人類、全部壊せ
カード名 | 終末の番人・スピネ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | アクセラレート 1; スピネのアーティファクト1体を出す。 |
---------- | |
・ブリッツアーティファクト | |
・エッジアーティファクト | |
・プロテクトアーティファクト | |
ファンファーレ 2枚チョイス して、1体ずつ出す。「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前」が6種類以上なら、チョイス ではなく、すべて。 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | |
CV | 名塚佳織 |
収録セット | 暗黒のウェルサ |
※アクセラレート…プレイするのに十分なPPがなく、自分の残りのPPがアクセラレートの値以上なら、アクセラレート能力のみを持つスペルとしてプレイできる能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※チョイス…複数のカードから選択する能力。
『暗黒のウェルサ』における闇堕ちリメイクカードの一つ。
ワールドブレイクによって変異した世界における彼女は「ヤサシクナイ世界」に絶望し、アーティファクトをもって世界や人すべてを壊すようになってしまったようだ。
アクセラレート能力を使うことで、旧バージョンの専用トークンだったスピネのアーティファクトを場に出すことができる。細かい違いはあるものの、最初からデッキに入れられる1コストのアーティファクトに近い感覚で概ね使用することが可能である。
本体はファンファーレ能力によって、パラダイムシフトからチョイスする3種類のアーティファクトの内2体をチョイスして場に出すことができる。さらに破壊されたアーティファクトカードの名前が6種類以上だった場合、3種類すべてを場に出せる。
アクセラレート能力も本体のファンファーレも非常に強力なカードとなっており、「アーティファクトネメシス」では3枚採用されるケースが多い強力なカードとなっている。
また、アーティファクトを展開する能力によってダメージを与えやすい点がアブソリュート・トレランスと相性がよく、トレランスを使用するデッキではアーティファクトのシナジーが無くてもデッキに採用される場合があった。
第22弾『災禍を超えし者』で登場したカラミティ・モードは「このバトル中に破壊された、コスト5以上の自分のフォロワー」に注目するため、一度に自身を含む3体のコスト5以上のフォロワーを場に出せるスピネはそちらとも相性がよかった。
その他
神秘の遺物・スピネ&ルチル
遺物の番人・ルチルによるトークンカード神秘の遺物・スピネ&ルチルには、カード名通りスピネがイラストに描かれている。
遺物の同調
神撃のバハムートの周年イベントがテーマとなっている第29弾カードパック『ミスタルシアの英雄』では、遺物の同調として登場した。
公式のカード紹介では、上記神撃のバハムート内の4周年イベント『いつか、重なり合う未来へ』などが主な登場イベントとして紹介された。
カード名 | 遺物の同調 |
---|---|
種類 | スペル |
クラス | ネメシス |
レアリティ | ゴールドレア |
コスト | 0 |
能力 | ・スピネのアーティファクト |
・神秘の遺物・スピネ&ルチル | |
チョイス した1枚を手札に加える。 | |
CV | 名塚佳織 / 佐藤利奈 |
収録セット | ミスタルシアの英雄 |
※チョイス…複数のカードから選択する能力。
『ミスタルシアの英雄』で多数登場している、過去カードをトークンとして扱うカードの一つ。
かつてのスピネのトークンであるスピネのアーティファクトなどをチョイスして手札へ加える能力を持つ。
スピネのアーティファクトと神秘の遺物・スピネ&ルチルはどちらもアーティファクトタイプを持つため、「アーティファクトネメシス」において活躍ができる。
必要に応じてプレイするもよし、人造の代弁者・ヴァーミディアなどを使い葬送する事で破壊されたアーティファクトの種類を稼ぐ芸当も可能。
機構の番人・スピネ
2019年9月14日より開催されたグランプリ「Gems of Fortune Cup」では、機構の番人・スピネの名前でスピネのイラストのエンブレム・スリーブが報酬として配布された。
イラストの初出は、公式Twitterによるシャドウバース3周年カウントダウンのツイート。
リーダースキン
第9弾カードパック『蒼空の騎士』ではリーダースキン付きカードを手に入れることで入手できるリーダースキンが実装された。
神撃のバハムートの項目で記述したカタカナで表記される感情表現が特徴的。
カードイラストは神撃のバハムートの「トランスフォーム・スピネ」が使用されている。
なおリーダースキン付きカードとして登場するリーダースキンは、現在は周年記念イベントの人気投票で内容が決まることが通例だが、第1回人気投票の段階でネメシスクラスは未登場だったため、第1回人気カード投票のネメシスの枠は運営によってスピネに決まったという経緯がある(以降のネメシスクラスのカードはしっかり投票によって決められている)。